土塊も襤褸も空へ昇り行く:北村虻曳

随想・定型短詩(短歌・俳句・川柳)・写真
2013/11/11開設

丹後空襲の周辺

2014-07-31 | 随想
私は夜、北の空にワイパーのように動き交差する妖しい幾条ものサーチライトを見ています。綾部にいたのでちょうど舞鶴の空です。 . . . 本文を読む
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黙示録 (九首)

2014-07-26 | 短詩
人類の記憶の底に錆付いた赤き灯のもと車列が過ぎる ☆ 水牛の浮上してくる頭頂部爾来離れぬ泥の眩暈 . . . 本文を読む
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裸足の童子 (七首)

2014-07-04 | 短詩
押し寄せる高圧線をかいくぐり影踏む遊び草野の果てへ ☆ 色黒き小さきあめ玉握りしめ異界の花に吸い込まれるよ . . . 本文を読む
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