土塊も襤褸も空へ昇り行く:北村虻曳

随想・定型短詩(短歌・俳句・川柳)・写真
2013/11/11開設

寡読禄IV「裏山の奇人」小松貴著

2014-12-29 | 随想
・・・彼女たちは高踏派である。グンタイアリの列の先端につきまとってホバリングし、アリに驚いて飛び出すゴキブリに急降下して卵を産み付けるのだ。彼はスマートなハエに、ネットの二次元美少女をダブルイメージしている。 . . . 本文を読む
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垂線 (五首)

2014-12-25 | 短詩
石室の天に描かれた星辰のまたも一つが土へ墜ちゆく・ 朝冷えを覚える時節石に出て世代を終える虫が陽を浴ぶ・ 暗がりを滴り落ちる一筋の水の果てなる暗緑星雲・ グリースの染みたる床を踏みしめて独りごちつつ真金を削る・ うらがえりまたうらがえり葉一枚夕空高く吹かれていたり . . . 本文を読む
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蛇 (五句)

2014-12-12 | 短詩
地を這へば黄金に光る河となる . . . 本文を読む
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