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平良修牧師(第5代アンガー新高等弁務官就任式での異例な祈り)・2017年5月13日(土)

2017-05-13 10:31:12 | 日記
平良修牧師(第5代アンガー新高等弁務官就任式での異例な祈り)

 平良修牧師は、1966年11月2日の朝、新高等弁務官就任式(第5代アンガー弁務官)で英語で次の祈りをしました。

〔戦争の脅威の結果、沖縄は祖国から切り離されていますが、願わくば一日も早く世界に平和が訪れ、新高等弁務官が最後の高等弁務官になり、

沖縄が本来の正常な状態に戻ることを希望します。〕

 本来の正常な状態とは、平和憲法を持つ日本に復帰することだと考えたそうです。沖縄は6年後に日本に復帰します。

 その後の平良牧師は反戦平和の運動に関わっていきます。

現在は週に3回、奥さんと一緒に、自宅から片道2時間をかけて、キャンプ シュワブ ゲート前での座り込みに参加しています。

 平良牧師は、宮古高校3年の時に、国仲牧師の影響を受けて洗礼を受けます。その後、東京神学大学に進学します。

7年後に大学院を出て帰沖して、コザ市(現在の沖縄市)にある上地教会の牧師になります。

 1965年アメリカ南部の大学に留学します。そこで出会ったものが黒人公民権運動でした。

黒人が差別、弾圧されるのを見て、沖縄の人々のことが重なったようです。

 そのことが、新高等弁務官就任式での祈りの原点になったと思います。

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