2017年9月06日の「金口木舌」からの転載
東京で教鞭を執った県出身芸能研究家の島袋盛敏さんの大著「琉歌大観」に
「穴住居しちゃるいくさ世もすぎて明けてあがりてだ拝むうれしさや」という
歌がある。激戦がやみ、壕を出て朝日を拝む喜びを歌った源河朝達さんの作品だ。
「地獄の苦しみを味わった沖縄の人達が、平和になった時の喜びは、どんなものであったか、
想像もできないものがある」と島袋さんは記す。「明けてあがりてだ拝むうれしさや」という
しまくとぅばが胸に染みたのであろうか。
東京で教鞭を執った県出身芸能研究家の島袋盛敏さんの大著「琉歌大観」に
「穴住居しちゃるいくさ世もすぎて明けてあがりてだ拝むうれしさや」という
歌がある。激戦がやみ、壕を出て朝日を拝む喜びを歌った源河朝達さんの作品だ。
「地獄の苦しみを味わった沖縄の人達が、平和になった時の喜びは、どんなものであったか、
想像もできないものがある」と島袋さんは記す。「明けてあがりてだ拝むうれしさや」という
しまくとぅばが胸に染みたのであろうか。