韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

とんでもないことに対する備え

2006-01-15 05:00:00 | 情報セキュリティ
 朝日新聞のネット版に、とんでもない記事が載っていました。アメリカで81歳の男性が家の中で捕まえたネズミを外でたき火に投げ込んだところ、火のついたネズミが家に駆け戻り、平屋の家が全焼するという出来事があったそうです。

 この記事を読んで、この光景を想像してみたのですが、おそらくぽかんと口をあけて何が起こったのかわからないという男性の顔が浮かんできたのは私だけでしょうか。

 この例は、文字通りとんでもないことで、単に家の中で捕まえたネズミを駆除しようとしただけだったのですが、そのネズミが火だるまになりながら家の中に逃げ込むなどということは、この男性の想像外の出来事だったのでしょう。

 しかし、世の中で起こることは往々にしてとんでもないことが多いことは事実で、「想定内」の出来事だったですませることは、実は一部なのではないでしょうか。

 ISMS(ISO27001)の要求事項にある、事業継続管理(事業継続計画)はありとあらゆることを想定して、本来ならばつくるものなのですが、しかし実際には世の中で起こりうることをすべて想定することは不可能なので、火事や地震、台風等の災害とコンピュータシステムがそれらによって機能停止した場合を中心に考えて、計画を立てることになります。

 そして、「想定外」のことにもうろたえることなく対処できるような行動指針や計画を立てておくことが望ましいと思います。現実に起こることはマニュアルに書かれてないことの方が多いわけですから、そのような事態に直面したときにはどのような行動をとればいいのかという記述も、私は必要だと思っています。

 しかし、これは言うは易く行うは難しで、書いてる私自身が具体的なイメージを抱けずにいます。しかし、一つだけ言えることは、その場その場で臨機応変に行動指針を立てられる指針、ルールのルールのようなものになるのではないかと想像しています。

 話が抽象的になってしまいましたが、時にはこのような抽象的な議論も避けて通れないことがあるのだということと、セキュリティ対策とは常に「想定外」のことに対応する可能性があるということを肝に銘じておいていただければと思っています。

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