デジカメinfoに 『デジタルカメラの販売不振が鮮明に』 という記事が載っています。→http://digicame-info.com/2013/12/post-539.html
元データはCIPA(カメラ映像機器工業会)の統計データらしいので覗いてみると↓
http://www.cipa.jp/stats/documents/j/d-201310.pdf
デジカメ全体の1~10月累計出荷数は前年同期比56%。
一眼レフは84%、ノンレフレックス(ミラーレスやレンジファインダー)は83%となっています。
というわけで、記事の通りデジカメ市場全体は縮小傾向で、特にコンデジが激減している感じです。またレンズ交換式も 2割近く減っているのですが…
そういうなかで、Olympusが注力するミラーレスは「海外では普及が進まない。市場が思うように広がらないのは、巨大市場である中国や欧米での関心が低いため」としています。
なぜ関心が低いかといえば 「大きいほど良いという価値観が強く」とか「手が大きい人が多く、操作しづらいケースもあるという」 とのことです。
しかし、価値観や大きさの問題というよりも、機能が一眼レフ未満であることの方が大きいように思います。 というのも一眼レフ代替可能なOlympus・E-M1の販売が好調だというところに表れているように思うからです。
だとすれば、あらゆる機能面で一眼レフを超えてこそ軽量コンパクトってのは大きな武器になるわけで、そのときまで先頭を走り続けていくならば、一眼レフのパイを喰ってolympusは拡大できるかもしれませんね。
でも現状まだまだキビシイようなので、安心は出来ません…