遠い眼差し
2008-09-30 | 花
会社のN氏が、窓の外を眺め遠い目をしていた。
「どうかしましたか?」と問えば、
『コンバインを運転するときゃ、遠くをみるのだ』
「はぁ?」
『手前を見ていると右へ左へウネウネと曲がり、
大変なことになる・・・スキーとかバイクでも同じだろう』
「たしかに、その通りだと思いますが」
『同じように仕事でも
足元ばかりを見ていたんじゃブレるんだよ。遠くを見つめてぇ~、まっしぐら』
「おお、なるほどぉ!さすがですね」
『わはは、がははは!
で、前に頼んだ例のものは、こうしてくれ・・・
あれは そうして、 それは 間違ってたから右へ舵を取り、
そのあと転舵して、ひっくり返してから取り舵一杯だ・・・
しっかり足元見てないと、転んで大怪我するから気をつけろよ』
「へぇぇ・・・」
『わかったな!』
「はぃ~」
じっとしてはいないアゲハ蝶を撮るのは、なんと難しいんだろ。
二匹のアゲハが着かず離れず一緒になって花から花へと飛んでいくのですが、
一匹が常に前にいて、もう一匹は蜜も吸わずに20cmほどのところでホバリングしているのです。
なんだか、とっても不思議でした。