蔵というには おこがましい建屋がありまして、その天井を支える梁が蟲に喰われてスポンジの如くボソボソになっていました。
いつ屋根が崩れ落ちるか心配で、いつかは補修が必要だよね…と思いながらも十数年。
隣家が平地になったのを機に、下屋の屋根瓦の葺き替えや壁の補修も一緒にやってもらいました。
そのついでに、中のガラクタも一斉処分!
と思って父母に告げると、半世紀も手つかずに置いてある、どう見てもガラクタ、或はボロでしかないモノに未練がましい様子。
50年ほども前、運び入れた時には若かりし父母。その時は何れ使うこともあるだろう、もったいないし…とか思って仕舞いこんだに違いないのですが、手付かずに50年は、いくらなんでも不要だろう。と、何とか説得し廃棄しました。
ついでに掃除機をかけて雑巾がけをやって…ずいぶんスッキリしたと思ったら…
自分の持ち物も沢山有ることに気付いた(^^;
それが上の写真(中学、高校の頃から読みだしたSF本数多の一部)
この際だから一緒に処分…というには勿体ない…というわけでオヨヨ書林に引き取ってもらいました。しかも思いのほか高額で、
後で「みろ、ワシの本はお宝じゃ、がはははは」と娘に自慢したものです。