盆栽
2012-01-30 | 風景
盆栽が海外でブームになっているという内容の報道を 今日の「クローズアップ現代」でやっていた。
日本では生活環境が変ったことや興味の行方が違うためか、扱う業者も激減して海外に活路を見出そうとしているとのことでした。 反面、日本に古くからある貴重な盆栽が海外に買われていってしまうのではないかと危惧する専門家の意見もありました。
ところで、円高で製造業が苦しんでいる日本ですが、生産の主軸を海外に切り替えている企業が多くあります。 この傾向は、この先も同じように進むように思われます。 すると日本人は何で喰っていけばいいんだ? となるわけです。
で、思うのは、日本の中には多くのお金持ち、資産家の方々がいるに違いないのですが、そういう方々が海外の高級車やブランド品、はたまた絵画などの美術品に目を向けずに、 我々日本の文化に投資すべきではないかと。 日本の伝統文化・芸術・美術品・工芸品、様々な文化の担い手にパトロンが付いて物や人の価値を高めるのです。 20世紀が工業製品の輸出大国なら、21世紀は文化の輸出大国になるべく頑張る・・・なんてのはどうだろう。
盆栽バブルなんて名がついて、破れないないように気をつけなきゃいけないけれど・・・