
ここ3年くらい月に一回位の割合で旅行に出かける。
東京から近場の伊豆や草津、千葉あたりでは非日常の体験にならないらしく、
その行き先の多くは関西で、京都、京都、大阪、京都、奈良、京都・・・のように
圧倒的に京都である。
何度行っても、やっぱりいい。必ず何らかの発見がある。2,3ヶ月ごとに行くことになるので
季節も変わり、その目的も変わる。
当初、通訳ガイドの自己研鑽と称して神社仏閣、外国人利用の店、体験施設(茶道、絵付け、象嵌など)、
から始まったものが、今では「食」一色である。食べたいもの、買いたいものに終わりはないようだ。
もともとは鯖寿司3切れとお吸い物で3000円に目が飛び出るほど驚いたが
食べてみたら納得した経験からで、ガイドブックや京ナビ(案内センター)、泊ったホテルで
知り合った人からの口コミだとかであちらこちら食べまくるようになった。
だから地図を片手に旅するわけだが
気になっている雲母漬けと出町柳ふたばの大福を買いたくても、どちらも迷子になって買えずじまい。
そもそも碁盤の目のようになっているから京都市内はわかりやすいというけど本当だろうか?
地名、バス停や駅名はどうだろう?
河原町○条、烏丸○○などなどなんとも紛らわしいのだ。
バスのアナウンスはよーく聞かないと間違える。
京都の人からみれば武蔵境、武蔵小金井、武蔵小杉、武蔵新城、武蔵五日市などを区別できないようなものか?
かつて京都駅で新幹線を降り、コインロッカーにキャリーケースを入れ、
バスに乗る。そこで大徳寺と大覚寺を間違えたこともある。徳と覚 似ているような気がしませんか?
添乗などをする前にこの異常なほどの地理感覚のなさをなんとかしなければと思う次第、
下見は自分にとっては絶対条件ともいえる。大阪駅も大きく変わり右往左往。それも下見と
考え実際に案内するときに間違えなければ筋肉痛になるほど歩いた価値はあるというものだ。
そして徒歩移動が多いので軽装第一。
少し前まではリュックサックで両手が使える格好が一番だと思い、ずっとバックパックスタイルだったが
メモやデジカメをすぐ出しにくい、歩けば歩くほど背中が熱くなり不快なのが難点だった。
最近では、肩にグリップつきのトートバックに変えてみた。意外に使いやすく重宝している。
ユニクロとダイムがコラボしたもので、ノートパソコンを持ち運べるようなビジネス仕様なのだが
マチが広く、ポケットがあるのでデジカメ、折りたたみ傘、ペン、リングノート(A4)、電子辞書、
クリアファイル(拝観券やリーフレットなどを入れる)、地図、タオル、ペットボトル、マイ箸、飴など
こんなに入れても十分に余り、軽い。
旅の支度は整った。こんどこそ雲母漬けゲットせねば。
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