カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

ウィーンからの便り

2011-08-18 07:50:55 | クラシック音楽

沖縄本部町出身のフルート奏者渡久地圭さんから久しぶりのメール。ザルツブルグ音楽祭に行ってきたとの報告。カンナで2度演奏を行って頂いてからのご縁。元気な頼りに笑みが浮かびました。

11月にカンナで演奏会を開きたいとの意向を頂きました。アメリカで活躍するチェロ奏者の方と東京で活躍するピアニストの方などとの組合せやアンサンブル形式など演奏会のあり方を相談しています。

11月の演奏会は、障がい児を持つ親御さんとお子さんとの親子のための演奏会。ユニバーサル演奏会を開く予定です。普段の生活の中でなかなか参加できないと聞きます。そんな親子のための演奏会。誰もが同じように人生を楽しむ事ができる環境を作りたい。ホテルがそんな役割を持ってもいいじゃないかと思っています。

渡久地さんとの最初の演奏会も3月14日3.11の直後でした。開催には迷いも一瞬ありましたが、直ぐに彼がチャリティーで開催との決断をしてくれたお陰で無事開催することができました。大勢のお客様にお出で頂き沢山の激励も頂きました。音楽は世界共通、人類共通の言語だと思っています。

これからも音楽を通して多くの人が笑顔になれるようなホテルでありたい。人を幸せにするホテルで有りたいと願っています。