ほっかも!!
ゴールキーパー北野貴之のつれづれ日記
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今回、リリースにもありましたが、横浜FCの監督である中田仁司監督が解任という形で、途中で退くことになりました。

今のチームに、なんらかの変化を求めるために、まず代表として、最初に責任を取ることになった中田仁司さん。
これがプロスポーツの世界、社会でも経営者のトップであれば、世にある光景なのかもしれない。

しかし、監督だけでなく、色々な部分で目を向けなくてはいけないと思う。

選手、フロント、全ての人にも責任は少なからずあるのに、全てを背負わせたくなる気持ちは分かるが、それを全ての監督が背負わせることになればチームの発展はそこまでだ。

あくまで、みんなが感じなくてはいけないのは、一緒にいた道、自分なりに敬意を払い、自分も反省する心だ。


自身、途中で加入し、お力になれず仕舞いで、このような結果になったのは、漢として悔しい。

中田仁司さんが、最後に選手に述べた言葉は、ここまでどんなときもついてきてくれて、自分のスタイルに不平不満があろうと、ついて来てくれた
皆んなに感謝の言葉を述べたい。
選手、スタッフ、横浜FCで出逢えた皆様にも感謝の言葉を伝えてお話を終えた。

始まり、終わりも「ありがとう」の言葉を述べていた。

最後のランチの食事。
いつも食堂でランチを提供してくださるスタッフにも挨拶にきて、「ここのパスタはどこよりも美味しい。今まで、いつもありがとうございました」と伝えている場に数少ない選手であったが自分が目にできた。

不平不満があろうと、なかろうと、男気溢れる振る舞いを最後まで貫いた姿。

最後、大きなボストンバッグに荷物を詰めて歩いていく中田仁司さんの背中を見届け、中田仁司さんの次なる道の幸運を祈ることしかできなかった。

朝急に告げられた、監督。
動揺があるか、ないか、それをあらわさない姿。

ここまでの、功績、結果、感謝の言葉しかありませんが、それよりも立ち振る舞いという姿を目に焼き付けました。


横浜FCの目標である、J1の舞台。
そこを引き寄せることが、本心で中田仁司さんが喜ぶかどうかは、わからないが、ここに残った選手がぶっつける姿こそ、漢かと。



残された、J 2リーグの5試合。
ぶつけれる魂を全て、ぶっつけ、魂を全て解放し、道を信じ、仲間を信じ、自分を信じて歩みたいと思う。





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