ほっかも!!

ゴールキーパー北野貴之のつれづれ日記
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こどもの日

2018年05月04日 23時05分14秒 | Weblog
こんばんは!
ゴールデンウィークは、サッカー選手となった日から、試合が連戦で続く年月です。

そんな中、道路で、温泉にいくと県外のナンバープレートを見るだけで、こちらまで幸せになります。
ご家族で、帰省しているのかな〜。とか、お婆ちゃん、お爺ちゃんに逢いに来てるのかな〜。など心が温かくなります。

子供の日は、自分にとっても想い出の日でもあります。
アルビレックス新潟時代に、出逢った万輝という少年。
長い月日、病棟で生活を送り、小学校が大好きなのに、病院生活を送る日々。
初めは医師から、余命 3ヶ月と言われ、親御さんと共に奇跡を何度も起こし、1年近くそして、最後の奇跡と言われた手術まで闘った生き様。
そして、最後にゴールデンウィークという日。
休みで多くの小学校の友達が万輝に逢いに来てくれた、子供の日。

あの光景は、今も忘れない、そして、今も自分の中で輝く大きな生き様です。

だからこそ、今を生きることの大切さを、今もしみじみ感じます。

誰かにすがりたくなることも、誰かに腹立つこともあるのかもしれない。

でも、そんな想いも全く起きないのは、あの時の、川口万輝という、生き抜く姿を真正面から見つめ、天に舞い戻る瞬間に、自分の左に虫の知らせで一番に伝えてくれた、その痛みも忘れません。


「永遠に生きるかのように生き、明日天へ戻るかのように生きよ」

なかなか、重たい言葉ではあるけれども、忘れてはいけないんだと思う。

アルビレックス新潟時代、ホーム試合前に必ずお墓に行って、お掃除して、万輝と乾杯して、石に掘られた字を手でなぞり、両手でこの字からパワーを貰っていました。
恋しいお墓ですね!!


この世でお逢いした皆様、これからお逢いする皆様、多くの皆様と、今を共に生きたいと思います。








[しゃ=]