登る時は頂上のすぐ手前に小さなアップダウンがありました。下りはその部分を平坦に巻く道を歩くことにしました。地図で「中央広場」と書かれている場所に出ると、真っ白です。雪が美しいです。6月や7月でも、北アルプスや東北で残雪の山に登れますが、降ったばかりの雪は白さも迫力も違うなと思います。 . . . 本文を読む
上がると、風が吹くたびに手がかじかむ寒さですが、眺望は素晴らしいです。同じ埼玉県の山では両神山が一番の存在感です。およそ70km先には真っ白な浅間山。何よりも雪の量が他の山とは段違いで、遠いのにすごい迫力です。白色にも鮮やかな白とそうでない白があると思わせます。あの斜面は、雪のない時期もある時期も、特別な力を秘めているようです。そのうえこの日は、浅間山の主峰だけでなく外輪山の山並みまではっきり見えました。 . . . 本文を読む
時折風が出て、樹に積もっていた雪が吹き飛ばされるのが見えます。ザッと、何かが通り過ぎるような音が聴こえてきて、あわててシャッターを切ります。ほとんど写らないだろうなと思いましたが、後で見るとしっかり写ってくれていました。 . . . 本文を読む
稜線に出るとこんな感じの景色になりました。これほど積もっているとは、想像もしていませんでした。広々とした尾根を雪が覆っていい雰囲気でした。昨晩積もったばかりの新しい雪で、踏むと乾いた音がするのも気持ちいいです。トレースは明瞭についていて、道迷いの心配はまったくありませんが、今日初めて歩いた人はもしかすると、なかなか大変だったかもしれません。なぜなら、試しにトレースのないところへ進んでみると、途端に雪を踏み抜いて登山靴ごと沈んだからです。その人に感謝です。 . . . 本文を読む
2月の晴天、雪山を歩きたいと思いました。行先は八ヶ岳と迷ったものの、・八ヶ岳‥‥来月でもまだ雪山は楽しめる。・関東近郊‥積もっているうちに行かなければ。そこで関東近郊コースを選ぶことにし、西武線の池袋から秩父行き特急電車に乗って、芦ヶ久保まで行きます。 . . . 本文を読む
秩父鉄道の終点・三峰口駅を降りると、線路の途切れた先に大きくそびえるのが秩父御岳山です。「御岳山」あるいは「御嶽山」という名の山は全国にありますが、もっとも有名なのは言うまでも無く、2014年に噴火した木曽の御嶽山でしょう。その木曽御嶽の王滝口を開山した普寛上人の故郷が、秩父御岳山の麓の落合という集落にあるといいます。普寛上人の祀られているのが落合側の登山口にある普寛神社です。由緒正しい山だと思います。 . . . 本文を読む
堂平山（876ｍ） 外秩父山地の一角にそびえる堂平山は頂上の見晴らしがいい山です。2000年まで、国立天文台の堂平観測所が設けられていました。現在は「ときがわ町星と緑の創造センター」になっています。
登山を初めて1年半、初めてアイゼン（6本）を付けて登山に出かけてみました。とにかく寒い1日でしたが、アイゼンで歩くのは思っていたよりずっと簡単でした。これなら雪山に行けそうだという手応えをつかむこ . . . 本文を読む