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立山(別山(2,880m)・真砂岳(2,861m)・大汝山(3,015m)・雄山(3,003m)) ((1)のつづき)
ケーブルを待つ間、駅近くの立山カルデラ砂防博物館に寄り道しました。いつも乗継ぎ時間が短く、今まで一度も入ったことがありませんでした。アイスケースに入っている、1700年も前のものという内蔵助氷河の雪氷を見て、立山の岩石も見ました。
同じ立山でも、浄土山や雄山と、真砂岳や別山で岩の質が違うことを知ったのは、翌日の登山でとても役に立ちました。
黒い貨車のぶら下がった立山ケーブルで、およそ500mの標高差を美女平駅まで行きます。貨車の下にはさらに、小さな乗務員室もぶら下がっています。昔はこの貨車で、黒部ダムの資材も運ばれたとのことでした。
美女平からのバスは、称名滝はまったく見えず、雲に覆われた弥陀ヶ原を過ぎて、およそ50分で室堂に着きました。
室堂から10分歩くとみくりが池温泉で、ここで2泊お世話になりました。日本最高所の温泉に、2年ぶりにつかることができました。外は音で分かるほどものすごい風が吹いていて、それが換気口から浴室の中に入ってきます。冷気が影響してか、温泉もすこしぬるくなっているようでした。いつまでもつかっていられる気持ちよさでした。
弥陀ヶ原(2018年8月)
(登頂:2020年9月中旬) (つづく)