心が満ちる山歩き

美しい自然と、山に登れる健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山・街歩き・温泉・クラシック音楽‥‥

奥武蔵・武川岳から二子山への縦走(2) 武川岳から焼山へ

2021年02月25日 | 奥秩父・秩父


武川岳(1,052m)・焼山(850m)・二子山(883m)  ((1)のつづき)


 登山道の横が網で区切られているところがあります。地形図でも石灰岩の採鉱地が出てきます。
 石灰岩は登山道にも露出しています。標高が上がるにつれて、岩は数が増えてサイズも大きくなります。
 天狗岩まで登ると傾斜が少し緩くなりました。秩父の山といえば杉林が定番だと思っていましたが、このコースは広葉樹が多くてとても明るいです。
 武川岳の頂上は小さな丘のような場所で、「ホウキ平」の別名がついています。新緑とのんびりした雰囲気が素晴らしい山だと思いました。
 国土地理院のホームページ(基準点成果等閲覧サービス)で調べてみると、「箒平」という名前の三等三角点が出てきましたが、現況状態は「亡失」となっていました。
 秩父では、武川岳のように「岳」で終わる山より、「山」で終わる山の方が多いです。
 稜線を北へ向かうと、新緑はさらに鮮やかさを増し、アップダウンを交えつつ850mの焼山です。望遠レンズで見た姿のように武甲山が大きく、東にはこれから向かう二子山が見えています。名前の通り双耳峰で、雄岳と雌岳の二つのピークはとても距離が近いです。どちらも丸い形をしていて、山全体が緑に覆われ、優しい印象の山でした。双耳峰にもいろいろな山があります。











 (登頂:2015年5月初旬) (つづく)



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