心が満ちる山歩き

美しい自然と、山に登れる健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山・街歩き・温泉・クラシック音楽‥‥

谷川連峰 平標山から仙ノ倉山へ(1)

2015年11月14日 | 谷川・苗場・越後駒


平標山(1,983m)・仙ノ倉山(2,026m)


 群馬・新潟の県境を走る谷川連峰の中で、最も高い山が仙ノ倉山、2,000mを超える唯一の山です。また、それに次いで高いのが平標山です。名前がよく知られている谷川岳よりも、こちらの方が高いのです。
 新潟県の平標登山口から2つの山をまわるコースは、首都圏から日帰りで歩くことができます。急坂の登山道ですが、谷川岳に出てくるような鎖場はありません。樹林帯を抜け、平標山のピークが見える時の開放感は、東京や神奈川の山にはないものだと思います。平標山頂からの仙ノ倉山の眺望、また同じ山から見下ろす池塘など見どころ満載です。背後には、テーブルマウンテン・苗場山の斜面が大きく落ち込んでいるのが見えます。

 
 初めて歩いた時は6月の中頃で、雪の残る場所もありました。霧に覆われ、というより霧の中へわざわざ歩いていくような天気でした。頂上に着いても何も見えませんでしたが、それでも楽しかったし晴れていればきっとすごい山に違いないと思いました。その2年後の秋に全く同じコースを歩き直し、今度は雲一つない谷川連峰を楽しむことができました。


 (登頂:2012年6月中旬・2014年10月中旬) (つづく)



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