道具ってすごいと思います。
何日も歩いた道が車で、列車で、飛行機で、一気に移動できます。
徒歩と自転車の差もすごく感じます。
時間軸空間軸で不思議だなあと思うのは
高速の高架道路と垂直に交わる田舎道を走っているときです。
同じ場所なのに、生きている時間が違って、
決してその段階では交わらない
2次元上では交わるけど、その瞬間、現実的に一緒になることがなく、
すごく大きな隔たりを感じました。
まるで貧しい国の貧しい人々と、裕福な国の裕福な人々の違いのように感じました。
同じ時を生きている同じ人間なのに、見ている世界は全く違うし、交わることもない。
時間軸だと、以前アフリカの未舗装路を何日もかけてバイクで走った後、
舗装路の国道で、車で一気に元の空港のある町まで帰った時、
物理的な距離と、実際にかかった時間と感じた距離との差に驚きました。
距離だけでなく、価値や意味を見出すものには全て同じことがいえるのかもしれません。
そして、実際に重要なのは物理的な距離ではなく、
実際に自分が歩いた(あるいは走った)距離と時間なんだと思います。
(“上賀茂の男前さん”コメントより引用) --------
「タイムスリップ」
時間軸というか時間の感覚ってすごいですよね。
少し前に琵琶湖の湖畔30キロ弱を6時間かけて歩きました。
そう,たくさん思考が浮かんでは消え浮かんでは消えしながら…。
しかし,帰りに新快速に乗ると,さっき6時間かけて歩いた区間が
たったの20分弱で走り過ぎました。
時間の壁を越えたタイムスリップのように感じました。
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