(撮影日:2016.4.30)
鉄!
と言えば,鉄道(特に蒸気機関車?),バイク(特にマフラー?),鉄板,調理器具など,
とても生活に身近な素材ですが,
自覚はあまりないけど実は鉄の感触が好きの人って多いのではないでしょうか。
磨かれた鉄板のしっとりシャリシャリした感触って,心地よいです。
特に鉄板の焦げをコテでそぎ落とす時の音や手に伝わって来る感覚なんか良いですよね。
半面,すぐに錆びるのが困ったものです。
鉄は重たいし。。
鉄板や鉄フライパンを使った後にできる真っ黒な煤のようなものは
鉄を600℃以上に熱したときにできる酸化膜で,
赤錆の発生を防止するので良いですが,触ると服や手が真っ黒になります。
ほぼ毎週のようにキャンプで使っている極厚鉄板(写真右)が,
ちょっと汚れてきたので,家でナイロンタワシで磨きました。
ピッカピカ~
鉄板は手入れすれば一生使えるものですが,
既にコテで傷を付けてしまいました。
鉄がコテなんぞに負けるはずがない,なんて思ってガシガシして・・・。
コーティングしているわけではないので問題ないとはいえ,,反省です。
ついでに裏面についた黒錆を磨きとると,
火にかけた後も,どんどん赤錆が浮いて来るから,
ホント,鉄って不安定な素材だなあって思います。
やっぱ手が汚れても黒錆は付けたままの方がいいか。
磨いた後は塩分の含まれていないオリーブ油でコーティングして,
新聞紙にくるんで,さらにビニル袋にくるんで保管します。
好きじゃないとこの作業って面倒に感じるでしょうね。
ただこの鉄板で焼いた餃子やお好み焼きは美味しいです。
フィスラーのステンレス鍋も一緒に磨いてピカピカになりました。
酸化被膜や水垢などによる曇りは歯磨き粉やお酢やクエン酸やセスキで綺麗になります。
鉄磨きってお掃除と一緒で,気持ちもすっきりするような気がします。
さておき,キャンプ&自宅で使っている鉄やステンレスの調理器具はいろいろあります。
BBQでは網より焦げが落としやすい鉄板を使う人も多いと思います。
アウトドアショップではソロからグループまで,
用途に応じていくつもの商品が販売されています。
ソロや少人数だと黒皮の野外鉄板やヨコザワやユニの鉄板が人気でしょうか。
鉄板の厚みに拘る人は鉄板工房の酸洗のソロ鉄板や極厚鉄板などが気になると思います。
見た目がかっこ良いですね。
鉄板工房のソロも持っていますが,こちらの野外鉄板も使いやすいです。
鉄板工房はステンレス製の蓋もありますので蒸し焼き料理ができます。
肉だけでなく,餃子やお好み焼きを焼くのにも使いましたが,美味しく焼けます。
キャンプで3名以上の時は極厚鉄板(9mm)が見た目も含めて良いと思いますが,
1~2名までだと,野外鉄板(6mm)の方が,後片付けまで考えると楽です。
極厚鉄板よりかなり軽くコンパクトなため,
網の上にも乗せられるし,カセットコンロでも使えるし,お手軽です。
極厚鉄板の,かっこ良くて脂や食材が落ちにくくて使いやすそうと思った4面の曲げは,
洗う時に,このカーブや溝がちょっとだけ面倒で,何より重いです。
私が持っているのはガスコンロサイズですが,
BBQコンロサイズにしなくて良かった。
汎用性ではフライパンにこそ敵いませんが,
キャンプに1枚,鉄板はお勧めです。
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出勤時で25度
朝が少しだけ過ごしやすくなりました。