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お出かけしてしまって撮影には行かなかったのですが、
今日はカシオペア最終運航日
やっぱり寂しいですね。
上野発札幌行きの寝台特急「北斗星」、「カシオペア」、
カシオペアは平成11年から運行で、
北斗七星と同様に北極星を見つけ出すために使われる星座
「カシオペア」の名前が付けられたのにはロマンを感じます。
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急行「はまなす」(青森―札幌)の最終列車も21日夜、青森駅を出発します。
こちらもとてもよくお世話になりました。
大荷物を担いで、上野駅の喧騒の中、青森を目指し、
JRバスに乗りついではじめて奥入瀬渓流へ行きました。
それから青函トンネルを通って、雪がまだ残る大雪山にスキーに行きました。
次は絶対にバイクで来ようと思い、何十回と訪れました。
特急「白鳥」と「スーパー白鳥」も最終運行を迎えます。
もうっ、寂しいですね。ホント。
同じ旅情を味わえる機会がなくなってしまいます。
既に昨年の8月22日に廃止になりましたが、上野発の夜行列車
北斗星にも何度かお世話になりました。
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寝台特急はお金をあまりかけない旅には欠かせないもので、
北海道内の移動でも、信州へ行くのにも結構お世話になりました。
今ではびっくりですけど、寝台のない直角座席の夜行列車もたくさん走っていました。
隣に人が座っていないと、2人分の座席で眠れたので、
身体はイタイタでしたけど、ラッキー♪なんて思っていました。
さすがに寝台車は取りたいところですけど、
超豪華特急になってしまうと、あの情緒はなくなってしまうかもしれません。
でも、トワイライトエクスプレスはとても良かったので、
列車の旅の良さの再発見に繋がるかもしれませんね。
代わりに26日から新幹線がはじめて北海道に開通します。
在来特急廃止の理由は老朽化などいろいろありますが、
1番の理由は、青函トンネルで現在使用している架線電圧が
在来専用の2万ボルトから新幹線用の2万5000ボルトへ変更されることに伴い、
「カシオペア」「北斗星」などの従来の電気機関車が
使用できなくなったことにあります。
日常の旅(?)に使える寝台特急が一時的であれ姿を消すのはとても残念ですが、
新幹線を当たり前の移動手段として使っていた身としては、
新幹線もそれなりに嬉しいものです。
さようなら、カシオペア またきっといつか会える日まで!