遊山徒然日記

静かな里山歩き散歩のスナップで遊んでいます。

蜘蛛の糸

2007年12月29日 | about
今日は大掃除とまでは行かないのですが、目に付く身の回りだけを、
少しばかり片づけをしました。これで終わりにしたいのですが・・。

本棚にもいれず埃をかぶった山積みの本や雑誌などを読み返しながら
片づけをするものですから、殆ど変わり映えのしない部屋の状態です。
元の場所から少しでも物が動いたりすると、今度は置いた場所を
探さなければならないので、極力、お片づけはしないことにしています。
不要な本や物を捨てきらない、古い人間です・・これが一番だめなんですけどね。

本棚にいれず、10年以上も横積みになっていた絵本が出てきました。


芥川龍之介の蜘蛛の糸の絵本です。
絵本が出版されたのは94年10月、13年前の絵本です。
子どもたちは、その頃、すでに自分で本を読む年代でしたので
本屋さんで自分が読むために購入したものでした。
改めて読み返してみました。

カンダタは天から降りてきた蜘蛛の糸を昇り、自分だけ助かってはいけませんね。
追い込まれて、追い込んで、独りよがりで、俺が、わたしがの我を捨て去り、
おかげ、おかげでありがとう、共に、しあわせになろうですね。

今日は、お片づけして、我を省み、こころを改めようと思った次第でした。
はたして、来年から出来ますかな・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿