ガッシュナッツ☆ブログ☆彡

ささいな日常や旅行、史跡、今少しハマっていること+プチ保守

カプーノスを見つけよう☆彡

2021-03-09 22:01:12 | 星景写真

みなさん、この星を見ると縁起が良くて、寿命が延びるという星があるのをご存知ですか?

 

カプーノス

 *Canon EOS 6D TAMRON SP15-30 F/2.8 VC USD  ISO1250  25mm 8秒

 

 

カノープスはりゅうこつ座に含まれる-0.7等級の白い恒星です。夜空に見える恒星としてはシリウスの-1.5等級に次いで全天で2番目の明るさを誇ります。
しかし、南の空低く大気の影響で暗く赤っぽく短時間しか現れず、めったに見られないことなどから一般的にあまりその存在を知られていません。

 

 

 

古代中国では、カノープスは南の地平線すれすれに現れる奇妙な赤い星として知られていました。
縁起の良い赤い色であることやごく稀にしか見られないことなどから「南極老人星」や「寿星」と呼ばれていました。
南極老人とは、日本の七福神の福禄寿の元になった神様で、長寿をつかさどるとされてきました。
そのためこの星を見ることはたいへん縁起が良いとされ、一目見ると寿命が延びるという話が有名です。
日本では、千葉県の房総半島南端にある漁村「布良(めら)」でよく見られたことから「布良星(めらぼし)」と呼ばれ、「布良星が見えると海が荒れる」という言い伝えもあります。

 

 

カプーノスの見つけ方

さて、カノープスの見つけ方ですが、とにかく真南が地平線付近まで開けている所で、できるだけ高い所、街明かりが少ない所で探しましょう。
カノープスは南の低空にしか見えず、地平線より上にある時間が短いので、南中する時刻の前後約30分ほどが観察チャンスとなります。

 

オリオン座や冬の大三角形を見つけて探しましょう!

                                   *国立天文台様参照

地平線付近の低空は大気による減光の影響が大きいため、カノープスは全天で2番目に明るい恒星とは思えないほど暗くなり、地平線に沈む夕日と同じように赤っぽく見えます。私が目視で見た時は、「山間照明かな?」と思うぐらい明るくて赤っぽい感じの輝きの星でした。今回の撮影地は、兵庫県猪名川町の大野山(標高753m)と言う所で、猪名川天文台が頂上にあります。ここでは標高が高いため、見えている時間が長くて2~3時間ぐらいは見えています。

 

みなさんももし機会があれば、見ると縁起が良いとされるカプーノスを探してみましょう!


澄み切った空だったので和歌山まで星撮り

2020-11-22 10:27:02 | 星景写真

今晩は、澄み切った夜空だったので、和歌山まで星撮りに行きました

 

灯台と海と月

*Canon EOS 6D TAMRON SP15-30mm F2.8 Di VC USD  ISO1250 10 秒。 f/2.8 16 mm

 

月明りと街明かりのせいで星があまり写っていませんでした。

 

真っ暗な中、勇気を出してカメラと三脚を持って、小高い山の上にある灯台まで登っていきました。周りは木々が生い茂っていて真っ暗な山道を、急な石の階段をてくてく上がって下から見えていた灯台までたどり着きました。

 

加太・田倉崎灯台

*Canon EOS 6D TAMRON SP15-30mm F2.8 Di VC USD  ISO1600  S/15秒。 f/2.8 18 mm

 

昇ってくる途中、鬼滅の刃のクモの鬼の家族の住んでいた森の中に似ていたので、木の上などを何回か見上げてしまいました。(笑)

 

 

 

ヤシの木と星

 

カシオペア座の少し東側をヤシの木と一緒に撮りました。でも思っていたより星が写っていませんでした。スバルがちょこんと写っています。

 

 

 

 


10月に星を撮りに鶴姫公園に行きました4

2020-10-30 18:54:55 | 星景写真

10月の夜半過ぎ頃になると、南の空には明るい夏の天の川は西の方向へ沈んでなく、南西側にある休息ベンチの上には、都会では見れない数の星が広がり、2年ぶりに最接近している火星が輝いていました。

 

 

火星の2年ぶりの準・大接近

約2年2か月ぶりに火星と地球が最接近しています。その距離は約6210万kmまで近づく“準”大接近です。

 

新幹線で火星まで行くとしたらどのくらいかかると思いますか?

地球と火星との距離は、いちばん近いときでも約5800万キロメートルで、今年は6210万kmです。もし、新幹線で火星まで行けたとしたら、26年かかります。ちなみに月までの距離は、38万kmあり63日かかります。

 

 

これからの季節、空が澄んで星がよく見れる季節です。たまに空を見上げて星座を探すのもいいですね。


10月に星を撮りに鶴姫公園に行きました3

2020-10-23 21:58:48 | 星景写真

前回からの続き

今回の撮影では、CANON 6DとCANON X7を持っていき、6Dは現地で色々と移動しながら撮影し、X7の方は、場所を決めてインターバル撮影をしました。レンズはSIGMA17-35mmDC HSMなので画角は、キャノンのAPS-Cなので17mmで撮影した場合、17mmX1.6=27mmになります。今回は、17mm (35mm換算で27mm)で、SS/25秒 ISO1600 でインターバルは3秒間隔で220枚ほど撮影しました。それらをSiriusuComp64で編集し動画にしました。ぜひ見てください。

 

 

星を求めて☆彡星景写真5

 

今回、空も暗くて綺麗で雲もなく流れ星もたくさん見ることが出来ましたが、流れ星の様な流れ星ではない光跡が2つほどありました。いったい何なんでしょうか?

 

 


10月に星を撮りに鶴姫公園に行きました2

2020-10-23 08:37:22 | 星景写真

前回の続きです。

西の空からカシオペアに伸びる秋の銀河*Canon EOS 6D ISO3200 f/2.8 22 mm S/30秒 TAMRON SP15-30mm F2.8 Di VC USD

空を見上げると天頂付近に立ち昇っている天の川が見えました。夏の天の川に比べて、色合いは淡いですが、白鳥座あたりからカシオペア座の方へ向かって天の川が伸びています。目で見ると白い雲の様な感じですが、一眼レフカメラで撮ると空の暗さも合わさって、色合いも出ます。さすが、関西で屈指の空の暗さに入る鶴姫公園です。

 

風力発電と星空

*Canon EOS 6D ISO2500 f/2.8 25 mm S/25秒 TAMRON SP15-30mm F2.8 Di VC USD

風が強かったので羽根がぶんぶん回っていました。(でも音は静かでした。)

 

流れ星と風力発電

 

太くて長ーい流れ星だった(>_<)

*Canon EOS 6D ISO2500 f/2.8 19 mm S/25秒 TAMRON SP15-30mm F2.8 Di VC USD

 

空を見上げていたら、いつもよりも太くて明るい流れ星がすーーーと流れて行って、消える瞬間に3つぐらいに砕けたように分かれて消えていくのを見ました。「感動!」露出中だったので「ちゃんと写り込んでいるかなあ?」と期待はしましたが、カメラアングル的にみて、全部は収まっていないだろうと思っていました。その後、25秒の露出中に今度は車が1台出ていき赤いテールランプの光が入ってしまいましたが、まあ、これはこれでいいかなっと思いました。残念なのは、もし設定を広角15mmにしていたら全部写っていたかもしれいと言う所です。

 

 

幸せの鐘と秋の天の川

 

展望台を真下から見上げた星空