祭りの後

退場後は、春日小学校体育館に戻り、鎧を脱ぎました。 鎧を外した後の解放感は半端無かったです。 何より雨で濡れた足袋とおサラバできたのが嬉しすぎる。 体育館の入り口で、アクエリアスをもらいました。もちろん、アクエリアスは即一気飲みしましたよ。


今回、雑兵では初めての参加だったのですが、隊の皆さんが優しくて、とても楽しく参加できました。 ありがとうございました。 あと、盛んに「400回忌」をアピールしてくれた本庄隊リーダー繁長殿に感謝いたします。

川中島合戦

いよいよ、川中島合戦です。リハーサルがだらだらだったので、心配していたのですが…いざ本番となると、スタッフも声優もさすがプロ。スムーズに進行できていました。 スタントマンの殺陣の場面は立ち位置が悪く、見ることが出来ませんでしたが、Gackt謙信の三太刀七太刀のシーンはバッチリ見ることができました。 Gackt謙信登場の時の歓声が女性の「お館さまー」に混じって男性の野太い「お館さまー」もあり、Gacktの男性ファンなのか、謙信ファンなのか疑問に思いました。 観客を煽るGackt謙信はまるで、ライブのようでした。 ちなみに、Gacktの衣装は、鎧＋スカーフだったはず。 もう少しGacktの出番を増やしてもいいかなぁとも思いましたが、こんなものなんでしょうか？


あと、Gacktの出番前まで興奮した馬の鳴き声が幕の後から聞こえていたので、大丈夫かしら？と思ったのですが、見事に馬を乗りこなす姿は流石と思いました。


本庄隊としては、一回目の原隊との戦いではリハーサルの方とバトルできたのですが、最後の上杉軍総攻撃の際は、時代祭に慣れていらっしゃる男性の方とバトルはめになり、大変疲れました。 女子に本気って無いわー。

そんなこんなで、川中島合戦も無事終わり、ナレーションの紹介を受けつつ退場しました。 本庄隊は退場時、殺陣の稽古で打ち合わせしていたパフォーマンスをここで行いました。 披露する場があったので、良かったです。

トイレタイム

春日小学校にて、また小休憩。 川中島合戦が近いので、トイレに行こうと思い、簡易トイレに行きました。 畳鎧は脱ぎ着が楽と思われるでしょうが、袴をつけているので、そうでもありません。 スタッフに着付けをお願いしました。

そんな感じで、トイレタイムを済ませ、決戦の場である城跡広場へ。 この時は隊ごとの移動なので、ピクニック気分でした。

Gackt登場

行列もGacktがパフォーマンスをする交差点を前にスタッフより「止まって。旗指し物を抜いて地面に置いて」との指示。その後、「Gacktが登場したら方膝をつくように」と追加の指示。 本庄役がなかなか方膝をつかいので、ハラハラしました。そこまで、繁長に似せなくていいのに…。


5分くらい待つとBGMが変わりGackt登場。 「キャー」「お館さまー」という歓声と大量のフラッシュが凄まじかったです。Gacktは白馬に跨り、何やら言っていたようですが、聞き取れませんでした。 本庄隊は先陣の方だったので、「Gacktのパフォーマンスが見れるかも…」と思っていたのですが、残念。 その後、馬に跨ったGacktは山麓線を高田方向に走っていきました。 なので、目の前を黒い水干姿（風林火山では「モモンガ」といわれていたあの衣装）のGacktが走り抜けたのは見ることができました。 Gacktの後ろについて武者や警備員の20人ほどの団体が走っていきました。警備員さんお疲れさまです。



で、私たち雑兵は沿道の人々が車道に出ないようにする防波堤の役目を果たしていました。Gacktファンはお行儀がいいのですが、近所のおばちゃんみたいな見物客が、凄いのよ。「見えないでしょ」みたいに叫んで。


その後スタッフより「Gacktが『出陣ぞ』と言ったら『おう』と立ち上がり、旗指し物をつけて行列再開してください」との指示がありました。 山麓線を高田方向へ走り去ったGacktは、今度は高田方面でパフォーマンスを行っていました。で、「出陣ぞ」との声がなかなかきれいに聞こえなかったので、行列の前の方はかけ声と起立がバラバラになってしまっていました。あと、旗指し物も畳鎧には挿す金具がついていないため、時間がかかり、本庄隊は行列に少し遅れてしまいました。 この点は次回までの改善課題だと思います。

行列は進みGacktが最初にパフォーマンスを行った交差点へ。 本庄役の「勝鬨をあげる。本庄隊抜刀」の合図で、勝鬨をあげた際、沿道のGacktファンの方々より「本庄さんカッコいい」という声と拍手をいただきました。 Gacktが来てから、初めての参加なのですが、Gacktファンはいい人（ノリといいマナーといい）が多いんだなぁ…と思いました。


春日小学校手前で再び行列に「止まって」とのスタッフからの指示。再び同じように旗指し物を取り、方膝をついてGacktを待ちます。 今度はマイクもよく聞こえたので、Gacktが「運は天にあり。…」と言っているのがよく聞こえました。 パフォーマンスが終わるとGacktは馬に乗ったまま、ゆっくりと交差点から春日小学校の方へ進んできました。 後ろのファンの会話によると、いつもは走り去るらしいので、今年はサービスしてくれたのでは…と思いました。

行列でのGacktの出番はこれで終わりです。 行列は旗指し物を挿し再開となりました。

行列開始

時間になったので、行列開始です。 春日山神社から住宅街にはいるまでは、ギャラリーもおらず寂しい行列でしたが、住宅街では歩道や玄関先から応援の声をいただきました。 こちらが手を振ると相手も振り返してくれるので、とても気持ちが良かったです。

山麓線に入る前に一度水分補給の休憩があり、それが終わると山麓線に突入しました。 山麓線では、Gacktのパフォーマンスもあるということで、前とは比べものにならない位の人でした。

実は、行列開始前にスタッフより「行列中のパフォーマンスは行わないで下さい」という通達があったので、せっかく練習した本庄隊パフォーマンスと本庄・色部のコントは封印されてしまいました。ガッカリ。 でも、時々勝鬨をあげるパフォーマンスに沿道のちびっこや観客があわせてくれたり、「頑張れ、本庄」とのかけ声ももらいました。 あと行列の間、本庄役が「今年は400回忌記念の年である。今日は、本庄繁長の名を覚えて帰って欲しい」のような400回忌アピールや詩吟でアピールしてくれたので、かなり目立ったのではと思いました。 400回忌アピールは、繁長ファンとしてはかなり嬉しかったです。