骨髄異形成症候群(MDS)と向き合う

2020年1月末梢血幹細胞移植 
2023年7月再発 
2023年12月臍帯血移植

外来 うざい患者

2021年11月27日 | 日記

「移植後のHLAって変わるんですか?」

「場所によって違うけど」

「血液は変わったけど体の他の部分の遺伝子はそのままですよね?」

「そうですね」

「仮に再移植するとしたら、HLAは以前と同じなのか、それとも移植後は変わってしまうのか。一回目のドナーさんの型は適合するのか、しないのか と思って・・・」

「そんなこと訊いて来る人いないから 気にしなくていいから」

顔は笑っているけど、もしかして怒ってる?

 

だよね~。

私が診察室に入ってからでも病棟から2件の電話。

「はい、○○時頃に行きます」

「はい、これが終わったら行きます」

病棟の患者さんに異変か?

 

言わずもがな、

廊下ではまだ多くの患者さんが待っている。

 

忙しいのは私も分かっています。

でも私が先生に質問できるのは2か月に一度しかないのだ。

とはいえ、外来の度にあれこれと無知なおばさんの質問攻めにあっては

いかに温厚な先生と言えど、嫌気が刺すに違いない。

「血液や遺伝子の仕組みなど理解していないおばさんが

DNAだのHLAだの、質問するんじゃねえ~

と 内心では思っているかもね

 

そう、

細胞の中にDNAがあって、その中に遺伝子があって、その中に染色体がある???

らせん状なのはDNAだっけ? 遺伝子だっけ?

自分の身体なのに、自分の病気なのに今だに理解できない。

 

これ以上続けると先生の笑顔が消えそうなので

 

「先のことを心配したってしょうがないですよね」

「そうそう、何も考えなくていいから

 

でも、まだまだいろいろ知りたいよね~。

知ったところで・・・・・なんだけど。

 

私は鬱陶しいおばさん、うざい患者なのかも。

いや、たぶん

うざい患者 (^-^;

 



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