菊乃の年を聞いたら18、綾わかは19だという。
(どうりで白塗りのノリもいいはずだ。顔なんかぷるぷるのつやつやでシワひとつない。また、鬢付けやおしろいが相まって彼女たちが近づくといいにおいがする。 気分はサイコー!)
食事をとりながら、舞妓になったきっかけ、稽古ごと、芸妓との違い、花街のしきたりなど様々な会話をして楽しんだ。
ときには突っ込んだけったいな質問もしてみた。
「髪の毛は自毛かい?」
「そうどす」
「毎日シャンプーするの?」
「1週間に1度くらいどす」
「襟ぐりが大きくぬいてあるけど、冬は寒くない?」
「寒いどす」
(舞妓ことばを上手く真似できないので読者諸兄は適当に頭の中で舞妓ことばに変換してくれ)
話のテンポや笑っている横顔を見ると、街中にいる女子高生たちと殆ど変わらないものがある。
しかし、彼女たちのお客はもっぱら中高年のおやじたちが多いので、話題にギャップがあるかと思いきや、年長者の難問奇問の質問にもうまく応える。ちょっとHな質問もへっちゃら(訓練されている。そこは女子高生とチョッと違う)。
しかし、カワイイ!
(菊乃を見ていたら妄想がよぎる.....
<TV時代劇にある代官が町娘をテゴメにするシーン>
「菊乃、隣の部屋へまいろうか」
「えっ?隣の部屋?」
「M様、しばし失礼をいたします」
「おッおッ、楽しむがよいぞ」
「えっ?何のおはなしどすか?」
<場面は変わって、床(とこ)部屋のシーン>
「よいではないか。よいではないか。
ういやつめ(訳:かわいいやつめ)
フッ、フッ、ファ、ファ....フォーッ!」
「やめてくんなはれ(あれ変な舞妓ことばになった)」
帯をむりやり引きほどく。菊乃が回転する。
どんどんローリングする(回転加速)。
シュルシュルシュルッ(帯がほどける音)
「あーれー、あーれー...アマル様、アマル様、ごむたいな...」
(書いててバカバカしいのでこの辺で終了)
「京都ことば」を使われると関東のおじさん族はメロメロになってしまうようだ。
「高貴で華やかな暮らしもとにあった京女(公家のイメージが強いかも)に粗野で野蛮な関東武士のセレブな生活へのあこがれ(貧しい暮らし向きのひけめもある)」
この太古からの関係が、現代の東男(あずまおとこ)どもの記憶のどこかにすり込まれている気がする。(勝手な持論)
彼女たちも時と場合によって(営業用)舞妓ことばを使い分けている。
京都弁のはんなり(上品で明るい)した やわらかいことばの裏には、腹黒さもあることを京都を知らない諸兄がいたら知っておいていただきたい。
(京都ことばには、話し手と受け手の間に暗黙のルールがいろいろとある)
銀座のクラブでも、京都ことばを使うホステスは、東京のスケベおやじたちに結構人気がある。
江戸弁のハキハキしたことば(日常耳にすることば)でない、やわらかいことばはおやじたちにひとときの安らぎをも与えてくれる。
偽りのやすらぎでも、物腰のやわらかいことばを掛けられると、男は腰砕けになっちまう。弱いんだな~(ホントッ、男ってバカ!)
この日は紳士な振る舞いと会話で楽しい時間を過ごし、
M氏と2人の舞妓を見送った。
(「お金があるっていいな~」
走り去るリムジンを見送りながらつくづくそう思った)
完
追記:この料亭で食べた茶菓子に感動。次回はそれを書き留めておこう。
その次は、遊人の世界「嶋原の太夫」との一夜について書こう!
(どうりで白塗りのノリもいいはずだ。顔なんかぷるぷるのつやつやでシワひとつない。また、鬢付けやおしろいが相まって彼女たちが近づくといいにおいがする。 気分はサイコー!)
食事をとりながら、舞妓になったきっかけ、稽古ごと、芸妓との違い、花街のしきたりなど様々な会話をして楽しんだ。
ときには突っ込んだけったいな質問もしてみた。
「髪の毛は自毛かい?」
「そうどす」
「毎日シャンプーするの?」
「1週間に1度くらいどす」
「襟ぐりが大きくぬいてあるけど、冬は寒くない?」
「寒いどす」
(舞妓ことばを上手く真似できないので読者諸兄は適当に頭の中で舞妓ことばに変換してくれ)
話のテンポや笑っている横顔を見ると、街中にいる女子高生たちと殆ど変わらないものがある。
しかし、彼女たちのお客はもっぱら中高年のおやじたちが多いので、話題にギャップがあるかと思いきや、年長者の難問奇問の質問にもうまく応える。ちょっとHな質問もへっちゃら(訓練されている。そこは女子高生とチョッと違う)。
しかし、カワイイ!
(菊乃を見ていたら妄想がよぎる.....
<TV時代劇にある代官が町娘をテゴメにするシーン>
「菊乃、隣の部屋へまいろうか」
「えっ?隣の部屋?」
「M様、しばし失礼をいたします」
「おッおッ、楽しむがよいぞ」
「えっ?何のおはなしどすか?」
<場面は変わって、床(とこ)部屋のシーン>
「よいではないか。よいではないか。
ういやつめ(訳:かわいいやつめ)
フッ、フッ、ファ、ファ....フォーッ!」
「やめてくんなはれ(あれ変な舞妓ことばになった)」
帯をむりやり引きほどく。菊乃が回転する。
どんどんローリングする(回転加速)。
シュルシュルシュルッ(帯がほどける音)
「あーれー、あーれー...アマル様、アマル様、ごむたいな...」
(書いててバカバカしいのでこの辺で終了)
「京都ことば」を使われると関東のおじさん族はメロメロになってしまうようだ。
「高貴で華やかな暮らしもとにあった京女(公家のイメージが強いかも)に粗野で野蛮な関東武士のセレブな生活へのあこがれ(貧しい暮らし向きのひけめもある)」
この太古からの関係が、現代の東男(あずまおとこ)どもの記憶のどこかにすり込まれている気がする。(勝手な持論)
彼女たちも時と場合によって(営業用)舞妓ことばを使い分けている。
京都弁のはんなり(上品で明るい)した やわらかいことばの裏には、腹黒さもあることを京都を知らない諸兄がいたら知っておいていただきたい。
(京都ことばには、話し手と受け手の間に暗黙のルールがいろいろとある)
銀座のクラブでも、京都ことばを使うホステスは、東京のスケベおやじたちに結構人気がある。
江戸弁のハキハキしたことば(日常耳にすることば)でない、やわらかいことばはおやじたちにひとときの安らぎをも与えてくれる。
偽りのやすらぎでも、物腰のやわらかいことばを掛けられると、男は腰砕けになっちまう。弱いんだな~(ホントッ、男ってバカ!)
この日は紳士な振る舞いと会話で楽しい時間を過ごし、
M氏と2人の舞妓を見送った。
(「お金があるっていいな~」
走り去るリムジンを見送りながらつくづくそう思った)
完
追記:この料亭で食べた茶菓子に感動。次回はそれを書き留めておこう。
その次は、遊人の世界「嶋原の太夫」との一夜について書こう!
アタフタしてます。
「名前の後ろに数字のよんとごを付けて、@ヤフー、ジャパンのアドまで」自体がわからない、見つからない状況。
昨日、今日とトライするがすべて
failure notice回答で返ってきます。
申し訳ない。
このブログはいろんな人が見ているので
レモンさんだけにおもしろい話伝えようかと思い
トライしているのですが、どこを見たらいいのか?
もし構わなかったら以下の私のエキサイトメールにでもヤフーのメルアドいただければと思います。(迷惑メール私にも多く来ますので...)
triton3112@excite.co.jp
追伸:何がオバサンなものですか。
私が社会人になった頃、レモンさんはまだ小学生(高学年)じゃない。ピチピチギャルとはいわないまでも、私からはオバサンとは言えないね!
自分のことをオバサンと云っていると本当にふけちゃうよ(謙遜なんでしょうけど...)
25~40歳ぐらいまでの女性は私からすると皆年下の若い女性という認識なんです。決して「ちゃん」付けはバカにした呼び方でなく親しみをもった呼びかけなんです。(しかし、受け止め側がその呼び方を拒否する場合は取り下げます。一つのセクハラですから)
連絡が遅くなったこと改めてお詫びします。
m(-_-)m
(暗号文になってますが、迷惑メール防止のためです)
あの、私はもう30代半ばのオバサンです。
「ちゃん」付けはどうかなと思いますが・・
failure notice で返信されてきましたので...
せっかくLemonちゃんという愛称で呼ばせてください 云々と書いて送ったのですが。
また、送ってみます。
21か22の時だったけ。
彼氏の友人に郵便局長の息子がいて、他の連中よりは優等生だったので、
「XXさん、出世したら私も料亭に連れててくれる?」と頼んだことがあります。
「え~、この中で僕が一番出来よさそう?」と、彼が喜んだのを覚えています。
料亭への出入りは、男性にとって立身揚名の証なのかもしれませんね。