たまたまYahooのトップ画面を見ていたら今や音楽プロデューサーとして名をはせているつんくが「セレブ」の意味について問題提起をしていた。
私もこの「セレブ」っていう日本で横行している安っぽい表現に、随分前から違和感を感じていたので彼のコメントを読んだ。...で同感!
「セレブ」って言葉が使われだしたのは00年~02年頃らしい。ちょっと前まで「カリスマ」という言葉が流行っていたけど乱発され新鮮味を失い、女性誌などが代わりに「セレブ」という言葉を多用するようになって今のような状態になっているようだ。
ほんと「セレブ」って言葉を女性誌で見かけたとき
何の意味?ッて思ったね。
CelebratedなのかCelebrationなのか
ちょっとおめかししたお姉さんや奥さん方をセレブ、セレブッって言ったりしてるから
高い服着ている人を指すのか?お祝い・イベント用のファッションなのか?って
考えちゃったよ。
でもって「現代用語の基礎知識2008」で「セレブ」を調べてみると、
「有名人。名士。一流人。セレブリティ(celebrity)の略。『セレブな』は『有名な、一流の、高級な』の意」ということだが...
英語辞典で「celebrity」を調べれば「名声・有名なこと(fame)」「高名・よく知られた人(a well-known person)」と説明されている。
さらに、英語辞典の中では最大の「オックスフォード英語辞典(OED)」で「celebrity」を調べてみると、
「1.習慣や儀式を十分守ること 2.厳粛な習慣や儀式 3.多く称賛されたり、話題になったりする状態 4.(1.~3.の)celebrity(状態にある)人、公人」などとある。
少なくとも女性誌やTVで多く取り上げている「金持ち」「成り上がり者(成金)」という類の意味はない。
「セレブ御用達のお店」「セレブ垂涎・・・・美味しいお店」「セレブお気に入りを拝見」「セレブなデニムでトーキョー☆クルーズ」とか....
書店の平棚に並ぶ雑誌のコピーの数々、8時~10時PM台に組まれるTV番組にも「セレブのお宅拝見」とか取り上げることがものすごく多いよね。
本来「高貴で注目を集めている人」という意なんだけど、TVの殆どが「小金持ち(成り上がり系)の自宅拝見」で、総工費1億円だの庭にプールがあるだのと彼らの自宅チェックや暮らしぶり(身につけているモノ・乗ってる車・食べてるモノ・行きつけの店など)の紹介だよね。
なんかそういった番組見てると、庶民(多くの貧乏人)に金持ちの贅沢さを「紹介する」より「見せつける(いかに見せるか)」という(出版社やTV局の思惑)浅ましさ・さもしさが見えちゃって...「何なのそれ?って」思っちゃう。
その辺の感覚を含めてまさにつんくも問題提起していた。
つんくのブログはこちら
「セレブなつんくさん」って言われると『ちょっとどうなのよぉ~その言い方』的な気分になり、自身が「セレブ」と呼ばれることに不快感を覚えるということ。
ちょっと注目され金回りが良くなった芸能人や成り上がり系の人たち(不動産業他の事業者・若社長など)を指して取材や番組で取り上げる姿勢に私も違和感を感じるねぇ。
タレントやお笑い芸人がインタビュアーになってちょと金持ちの自宅を訪問、ゴージャスなところを見つけるとすかさず「セレブですね~ッ」とくる。言われた当人もまんざらでもない様子(「お金持ちですね~ッ」「高級ですねぇ~」と褒め言葉と受け止めているんだろうなぁ)
江戸っ子のアマルとしては「なんかさもしいね~ッ」って気分になっちゃう。 私だけ?
出版社も本が売れなきゃ話にならない「売れた本のキャッチを利用する」、TV局も視聴率が高い番組を作り、CM料金を上げて利益を増やさなきゃいけない。出版物の売れ行きに呼応するかのようにはやり言葉を取り上げ視聴者の目をひくように番組タイトルづけしたりする。
【参考】“視聴率が高い”ということは「多くの人が見ている」ということだから、視聴率が高い番組であればあるほどCM広告費は高くなっていく(広告費を払う企業は、イチ押しの商品で売りたい商品などがあれば視聴率の高い番組で宣伝をしたいと思うでしょ。TV局はその企業の足元を見て人気がある番組への広告費は高く設定する)。視聴率が高い番組を多く放送しているTV局はCM料金が多く入ってたくさん儲けられるというわけだ。
本来の意味とかけ離れた今の使われ方は、つんくのような姿勢が大事だと思うんだけど、皆さんはどう思う?
私もこの「セレブ」っていう日本で横行している安っぽい表現に、随分前から違和感を感じていたので彼のコメントを読んだ。...で同感!
「セレブ」って言葉が使われだしたのは00年~02年頃らしい。ちょっと前まで「カリスマ」という言葉が流行っていたけど乱発され新鮮味を失い、女性誌などが代わりに「セレブ」という言葉を多用するようになって今のような状態になっているようだ。
ほんと「セレブ」って言葉を女性誌で見かけたとき
何の意味?ッて思ったね。
CelebratedなのかCelebrationなのか
ちょっとおめかししたお姉さんや奥さん方をセレブ、セレブッって言ったりしてるから
高い服着ている人を指すのか?お祝い・イベント用のファッションなのか?って
考えちゃったよ。
でもって「現代用語の基礎知識2008」で「セレブ」を調べてみると、
「有名人。名士。一流人。セレブリティ(celebrity)の略。『セレブな』は『有名な、一流の、高級な』の意」ということだが...
英語辞典で「celebrity」を調べれば「名声・有名なこと(fame)」「高名・よく知られた人(a well-known person)」と説明されている。
さらに、英語辞典の中では最大の「オックスフォード英語辞典(OED)」で「celebrity」を調べてみると、
「1.習慣や儀式を十分守ること 2.厳粛な習慣や儀式 3.多く称賛されたり、話題になったりする状態 4.(1.~3.の)celebrity(状態にある)人、公人」などとある。
少なくとも女性誌やTVで多く取り上げている「金持ち」「成り上がり者(成金)」という類の意味はない。
「セレブ御用達のお店」「セレブ垂涎・・・・美味しいお店」「セレブお気に入りを拝見」「セレブなデニムでトーキョー☆クルーズ」とか....
書店の平棚に並ぶ雑誌のコピーの数々、8時~10時PM台に組まれるTV番組にも「セレブのお宅拝見」とか取り上げることがものすごく多いよね。
本来「高貴で注目を集めている人」という意なんだけど、TVの殆どが「小金持ち(成り上がり系)の自宅拝見」で、総工費1億円だの庭にプールがあるだのと彼らの自宅チェックや暮らしぶり(身につけているモノ・乗ってる車・食べてるモノ・行きつけの店など)の紹介だよね。
なんかそういった番組見てると、庶民(多くの貧乏人)に金持ちの贅沢さを「紹介する」より「見せつける(いかに見せるか)」という(出版社やTV局の思惑)浅ましさ・さもしさが見えちゃって...「何なのそれ?って」思っちゃう。
その辺の感覚を含めてまさにつんくも問題提起していた。
つんくのブログはこちら
「セレブなつんくさん」って言われると『ちょっとどうなのよぉ~その言い方』的な気分になり、自身が「セレブ」と呼ばれることに不快感を覚えるということ。
ちょっと注目され金回りが良くなった芸能人や成り上がり系の人たち(不動産業他の事業者・若社長など)を指して取材や番組で取り上げる姿勢に私も違和感を感じるねぇ。
タレントやお笑い芸人がインタビュアーになってちょと金持ちの自宅を訪問、ゴージャスなところを見つけるとすかさず「セレブですね~ッ」とくる。言われた当人もまんざらでもない様子(「お金持ちですね~ッ」「高級ですねぇ~」と褒め言葉と受け止めているんだろうなぁ)
江戸っ子のアマルとしては「なんかさもしいね~ッ」って気分になっちゃう。 私だけ?
出版社も本が売れなきゃ話にならない「売れた本のキャッチを利用する」、TV局も視聴率が高い番組を作り、CM料金を上げて利益を増やさなきゃいけない。出版物の売れ行きに呼応するかのようにはやり言葉を取り上げ視聴者の目をひくように番組タイトルづけしたりする。
【参考】“視聴率が高い”ということは「多くの人が見ている」ということだから、視聴率が高い番組であればあるほどCM広告費は高くなっていく(広告費を払う企業は、イチ押しの商品で売りたい商品などがあれば視聴率の高い番組で宣伝をしたいと思うでしょ。TV局はその企業の足元を見て人気がある番組への広告費は高く設定する)。視聴率が高い番組を多く放送しているTV局はCM料金が多く入ってたくさん儲けられるというわけだ。
本来の意味とかけ離れた今の使われ方は、つんくのような姿勢が大事だと思うんだけど、皆さんはどう思う?
私も、やたらメディアで使われるようになった「セレブ」という言葉に違和感を感じていました。
本来の意味を知って使っているのか、いささか疑問に感じるのだが、最近では自ら「セレブです」と名乗っている人もいて、ほんとオバカな国だなって思ってしまいます。
同じ価値観をもつ方からのレスうれしいです
また感じるモノがありましたらカキコください
待ってます