メロン(マルセイユ)づくり初挑戦の巻【網目模様ができる理屈って...(´・∀・`)ヘェー】

2018-07-16 15:01:25 | Weblog
だんだんと誰もが知っている美しいメロンの網目模様がキレイに出てきました。
でもこの網目模様って、出るメロンと出ないメロンがあるけど
これは単に品種の違いだからということで意に介しませんけど









この網目模様ってなんでできるのか?
最初は瓜のような姿のメロンなのに、あるときから網目模様が表皮に浮き出てくるのって...
ちょっと不思議なので調べてみると...「へ~ッそういう理屈なんだぁ」と
成育過程を見てきたので今更ながらうなずいたり ちょっと驚きました。

【メロンの網目模様ができるわけ】
メロンには網目のあるもの(網メロン)と、網目のないものがあります。
果物の最高級品と言ってもいいマスクメロンは、網メロンの代表品種です。アールスフェボリット(Earl's Favourite)(あるいはその系統の品種)のことを日本では「マスクメロン」と呼んでおり、アールスフェボリットを略してアールスメロンとも呼んでいます。

メロンの網目模様は、実はメロン自身が作ったひび割れなのです。網メロンは表皮よりも内側の果実の成長が早く、成長が進むにつれ内側から圧力がかかるため、表皮が圧力に耐えられなくなると、表皮にひびが入ります。このひび割れをふさぐために内側から分泌液(果汁)が染み出し、割れ目が固まったものが網目の正体で、ひび割れてはふさがれるということを繰り返し、あの網目が形成されていきます。メロンの網目はいわば、メロンのかさぶたです。傷跡を保護する役割をしています。

こうして出来た網目模様が均等にきれいに出ているメロンほど、甘みが強く美味しいとされます。
ちなみに、マスクメロン(muskmelon)は、麝香(じゃこう、ムスクmusk)のような強い芳香を持つメロンの総称で、「仮面」という意味の「マスク(mask)」ではありません。

5日前のトップ画像。メロン表皮にひび割れが多く出始めています。それがこれ
↓5日後の同じメロンの表皮はひび割れから出てきた果汁が固まって、網目模様がしっかりくっきりしてきました。


野菜中継 特別版「メロン」の編み目ができるまで!


にほんブログ村 花・園芸ブログへ にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 花のある暮らしへ にほんブログ村

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メロン(マルセイユ)づくり... | トップ | メロン(マルセイユ)づくり... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Hi!ヴェニさん (アマル)
2018-07-29 19:42:47
しばし具無沙汰でした。

ヴェニさんのRQをきっかけにメロン栽培日誌をつけましたが、記録が残せてよかったです。

6月当初は「ネットメロン栽培は家庭菜園では無理なのかなぁ」と諦めムードの時期もありましたが、なんとか交配に成功し、天候にも恵まれ、水管理も(結構灌水は適当ですが)ほどほどにしたところ、初挑戦にしては上出来なメロンが多く出来上がりました。

>今頃は、もう味見なさっていると思います。
収穫の判断は来週8/5を予定しています。マルセイユメロンの登熟は交配後50日とされていますので、6/中旬に交配したものが多いので来週から早く受粉・成長したものから順次チェックしていきます。
ということでまだ食べていないんですよ。

>こんなに手間暇がかかっても、これだけの成果を上げられるなら、今までの苦労が報われますね。
他の夏野菜と比べると、やはりメロンは手間がかかりますね。
実際に収穫して食味したところで「苦労が報われるでしょうね

勝手な想像ですが「恐らく甘くて美味しい!」と思います。メロン畑に入って、生い茂った葉や蔓の整枝をしていると、高級メロン(マスクメロン)を切ったときのさわやかさと甘さを併せ持った香りがサワサワっとして、胸がはずみワクワクしてしまいました。

次のブログで収穫編をアップしようかと思います。
こうご期待! Don't miss it

収穫後、数日追熟させますから
ちょうど8月のお盆の時期に食べられますかね
返信する
Unknown (ヴェニシアン)
2018-07-28 20:38:57
アマルさん、素晴らしい。
今頃は、もう味見なさっていると思います。

手が離せない用事や旅行が重なって、ご無沙汰してしまいましたが、こんなに見事にメロンが生長したなんて。 手塩にかける、とは、こういうことを言うんですね。 アーモンドぐらいの大きさからタマゴ大になって、どんどん育っていくのを見るのは大きな喜びでしょう。こんなに手間暇がかかっても、これだけの成果を上げられるなら、今までの苦労が報われますね。
Bravo!

返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事