今の会社で唯一本音で語り合える友人、西田さん。
目指すところや欲しいもの、男の趣味も驚くぐらい重なるところがないけれど、わたしにとっては「こっち側」の人。
全力で思い出しても、3年前にみんなで富士急ハイランド、西田さん宅でのDVDパーティ、ワインテイスティング、月1回ぐらいのランチしかない。
2人で買い物に行ったこともなければ、仕事も一緒になることはない。
標準女子の付き合い方としては、希薄なことこの上ない(笑)。
社会基準では「友達」とは言わないかもしれない。
でも、信頼しているから何でも話せる。
口が堅いとかそういうレベルの信頼ではなくて、何を言っても許容してくれる、という信頼。
行き着いた結論は、「お互い、変人だからね。」というところ(笑)。
彼女の人生もいま、「ぐるん」と音を立てて動き始めてる。
万が一があるから詳細書けないけど、本人曰く「人生初のリスクテイク」。
ずっと求めていてかなわなかったことが、ひょんな偶然から目の前に降ってきた。
「心臓バクバク」させながら、それを掴み取りつつある、まさに今日現在の彼女です。
そんな彼女と昨日の昼夜語って、わかったこと、気づいたこと、たくさんあって憶えきれないけど、忘れたくない。
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つい先の9月、「ああもうどんどん引きこもりがひどくなってる。もう戻れない気がしてきた。」といつもの早口でボソリ。
そういうモード、わかるわかる、名付けて「いろんな悪循環がシナジーしちゃうモード」。
「島に行ったらリセットできるし運命かわるよ。来月バリいくから、一緒に行こうよ!」(ずっと一緒はイヤだけど)
人と旅することを何より嫌悪する私のはずが、つい勢いで誘ってしまった。
これ、会社の廊下で、ほんの15秒の会話。
まさかの乗り気回答に、正直一瞬たじろいだけど、そこはさすが変人どうしの意思疎通。
行間の(ずっと一緒はイヤだけど)をきっちり汲み取った上での、「一緒に行こう」。
たった5年、しかも仕事上の付き合いで、ここまで他人のことを理解できる洞察力。
彼女にしかない才能です。(時々あらぬ方向に突っ走ってますけど。)
結局、ダイビングはイマイチ楽しくなかったみたいだし、Arrakでつぶれちゃうし、なんだか誘って悪かったかな、と思わなくもないけど(ごめーん)。
でもやっぱり、リセットできたし、運命変わったでしょ?!・・・なーんちゃって :p
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BaliとNyomanの無限大の愛に包まれて、「ありのままの自分でいいんだわ」パワーを充電してきた。
この島充電、いつもは日本に帰ってくるとしゅるるとしぼんでしまうのだけど。
今回は何かが、違う。パワーがしぼまない。
しぼまないから、殻をかぶらずにみんなと会える、会いたくなる。
みんなと会えるから、「ありのままの自分でいいんだ」を確認できる。
日本でも循環充電継続中。超伝導です。
これって、Baliにいた西田さんが、今もここにいるからかもしれないな、と思う。
ありがとう!
15年間封印してきた恥ずかしい過去を、受け容れられるようになっていた。
過去に2回、子供をおろしたこと。
社会人一年目、悩んだ挙句に「今回だけは」と言い訳して自分たち自身の人生を選んでしまったこと。
結局その彼とはダメになってしまったこと。
後悔しすぎて記憶すら封印してしまっていたそのことを、気づいたら美咲ちゃんに話していた。
なんでも人に話せばいいというものではないけれど(相手はむしろ迷惑だし!)、話すことができている自分に、この過去と向き合って、整理して、消化できたことを確認する。長かったね、私。(一人で思い出すと、まだちょっとだけ涙が出そうだけど。)
そんな最悪な告白にも引かず、「そんなの社会人たった一年目で、わからないよね。」と同情してくれる友達がいて、ほんとうにありがたい。
そして、心が強くなった。
昨日も書いたけど(書いたかな?)、火曜の夜から心臓がキュウキュウいたくて、息が苦しい。
今も10秒に一度、深呼吸をしながら書いている。(これ、会社でやるとため息ついてるみたいですごく感じ悪いんだけどね。)
普段なら、そのこと自体に不安になってパニックするか、お酒に走って見て見ぬふりをするのが相場。
だけど今は、違う。
心臓麻痺でポックリ逝くのは困るから、病院に行って心臓や血に異常がないことの確認はしてもらったけど。
それだけ確認したら、不思議なくらい不安に思わない。
「人生最大の決心をしたんだもの。意思とは別のところで体や心にプレッシャーがかかるのは当然。」
静かに受け容れて、心身が意思についてきてくれるのを待っています。(フーっハー)
母になったら、もっともっと強くならなきゃいけないし、強くなれる気がする。(フーっハー)
強いていえば、(12月までこのままだったらスノーケリング苦しいな…)という不安はありますけどね(笑)。
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女性と女性
昨日たかのゆうこが、「今は想像つかないけど、㊛の人もありかな、って思う。もしスゴイタイプの人に告白されたら、いっちゃうかも。」とのたまい、ぶったまげたワタクシ。
その話を西田さんにしたら、「う~んそれは永遠の神秘だよね。私ももしかしたらって思うもん。」との見解。
そこでゴーギャンの思想を引き合いに出すところがまた、素敵な西田さんである。
生まれつき女性しか愛せないというのは、神様のウッカリミスの結果体が間違えているだけだから、完全に理解できる。
歳をとって支え合うため(1人で生きていくことの空虚さと不安を紛らわせるため)のパートナーというのも理解できる。
でも性交渉という意味では、1万歩譲っても、逆立ちしても、性転換をしたとしても、考えられない。
もし性だけを求める関係だとしたら、それはオナニーの延長としか思えない。
合意は目指していないので、見解が違って全然いいんです。説得する気もされる気も、全然ござらん。
ワタクシが極端な男好き(響きがオカシイけど、生物としてかなり女性よりの女性の意)なことは確認できた。
そんなヒワイ(?)な会話も、西田さんとだと楽しいから不思議。(普段下ネタは「断固拒否」なワタクシです。)
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・・・アレ、もっといろんなこと話したきがするんだけどな。
思い出したらまたポツポツと(笑)。
ともあれ、会社の悪口以外(ちょっとは出るけど)の話題で3時間もおしゃべりできる同僚って、貴重じゃない?
出会いの神秘に、感謝です。