株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は、ADIDASがランニングシューズを通してSDGsに取り組んでいる事例についてお話しました。
今回も引き続き、ある有名な企業のエシカルな取り組みを紹介していきます。
ユニリーバという会社をご存知でしょうか。
Dove、Lux、Modshairなどのボディケア、ヘアケアの展開、 保湿オイルのVaseline、クリームクレンザーといえばJif、そして紅茶のLiptonなど。
商品名を聞けば誰もが知っているようなグローバル企業です。
日本でも最大級の消費財メーカーであるユニリーバジャパンが、 独自のエコポイントプログラムを導入し、プラスティックの使用量削減や循環利用に取り組んでいることは知っていましたか?
ユニリーバ エコポイントプログラム UMILE(ユーマイル) 「お得にエコ活!」というキャッチコピーで、 消費者とともに、“プラスチックは資源”があたりまえな未来を目指すプログラムだといいます。
具体的には、つめかえ製品を選んで購入すること、 または、ボトル・つめかえ製品を回収ボックスに投函することで、UMILEというポイントが付与されるようです。
回収されたプラスチック容器は再加工され、 リサイクルグッズなどとして使いやすい製品に生まれ変わるというエシカルなシステム。
もちろん貯めたUMILEはこのリサイクルグッズと交換でき、 そのほかにもLINEポイントに交換したり、寄付したりもできます。
さらに、2022年5月21(土)に開催される 東京都港区 環境イベント「エコライフ・フェア MINATO 2022」にて、 ユニリーバ空容器を活用した再生品ワークショップを実施するそうです。
シャンプーやボディソープといった 日常生活で不可欠な消耗品からリサイクルできる仕組みに、私自身も感銘を受けました。 消費者の目線でも、お得に気軽に参加できるエシカルなプログラムですよね。
ユニリーバのパーパス(目的・存在意義)は、 「サステナビリティを暮らしの“あたりまえ”に」すること。
消費者の方と一緒に、暮らしを変え、社会を変え、地球の未来を変えることに挑戦していきたいという、企業の想いが感じられます。
当社も、100年先の未来に向けてサスティナブルなライフスタイルを提案し続けるため、3つの理念を掲げています。
中でも1つ目の理念の「地球×人ー未来に続く豊かさを」。
取り扱う製品が地球環境に配慮したエシカルなものであり、 その上で、消費者の方にとっても、日常的に取り入れやすい身近なプロダクトであるよう心がけています。
また、2つ目の「事業×人ー貢献、そして成長を」に関連して、 ユニリーバの目指す「Be Yourself:キャリアも、働き方も、自分らしく」というウェルビーイングな考え方についても、今後の記事でお話できればと思います。
引き続きよろしくお願いします。