こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
美容業界では、SDGsに取り組むヘアサロンやメーカーが増えてきています。
しかし、初めて利用する商品や店舗がどの程度SDGsに貢献しているのか、ひと目で判断するのはなかなか難しいことですよね。
そこで役に立つのが「認証マーク」です。
認証マークはサービスの品質や安全性などを証明するものですが、その中の「エコマーク」が、美容業界においても適用されるという動きがあるそうなので注目してみました。
『エコマーク』とは?
エコマークは、様々な商品(製品およびサービス)の中で、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルです。
(引用元:https://www.ecomark.jp/about/)
みなさんも「e」の形をした人間の手が地球を抱えているマークをよく目にしているのではないでしょうか。
https://prtimes.jp/i/40964/12/resize/d40964-12-8c40e7ea8ec7510487c0-1.png
エコマーク事業は、公益財団法人日本環境協会が実施しており、サービスの環境的側面の情報を社会に発信していくことが目的となっています。
環境に配慮して持続可能な社会を目指す企業と、環境に配慮したサービスを選択したい消費者を繋ぐコミュニケーションツールともいえます。
それではなぜエコマークが美容室の認定基準を定めることになったのでしょうか。
その背景には大きく2つの要因があります。
・使用されるシャンプーやカラー剤などが環境面において課題があること
・全国に25万近くもある店舗数の多さ
参考:https://www.beautopia.jp/45893/
店舗数が多いということはその分影響力も大きいということですから、環境問題に対しては業界全体で取り組んでいく必要があるのです。
エコマークの美容室認定基準のポイントには、具体的に以下のものが挙げられています。
1. ヘアカラー剤、シャンプーなどの提供サービスに関わる環境配慮
2. プラスチック容器包装などの廃棄物のリデュース、リユース、リサイクル
3. 店舗の省エネ・節水
4. ステークホルダーとのコミュニケーション
認証マークがつくことで、環境に配慮していることが消費者にとって視覚的にわかりやすくなります。
また企業側のメリットとしては、第三者の機関から認められているという点で信頼を獲得でき、取り組みを見える化できる点で社会的評価も高まるので、それが集客にも繋がるという効果も期待できます。
サービスを提供する側と利用する側、双方が暮らしと環境について考え、社会全体でSDGsに取り組んでいけるのは、まさに株式会社ANが理想としているものです。
株式会社ANはこれからも、SDGsに関した環境的な取り組み、社会的な取り組みを積極的に発信していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。