こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
梅雨が明けて一気に夏を感じるこの季節。
せっかくお風呂でスッキリしたのに、ドライヤーで髪を乾かすうちにまた汗をかいてしまう…ドライヤーの熱で部屋が暑くなるからエアコンの温度を下げてしまう…なんて方はいらっしゃいませんか?
実は、熱風式ヘアドライヤーが必要とする電力は相当なもの。
その上、エアコンにまで負荷をかけてしまっては、環境に対してますます良くない影響を与えてしまいます。
だからといって、ドライヤーを一切使わず、毎日自然乾燥すれば良いというわけでもありませんよね。
そこで今回は、夏でも快適に美しさを保てるよう、夏のドライヤーヘアケアについてご紹介します。
まずは髪や頭皮への影響について。
濡れたままの状態でいることは、髪の痛みの原因になると聞いたことがある人は多いかと思います。
これは、表面のキューティクルが剥がれやすく、少しの摩擦で切れやすい状態になっているから。
さらに頭皮が濡れた状態が続くと、雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイや頭皮トラブルの原因になってしまいます。
しかしここで大切な注意点は、きちんと髪を乾かさないことは傷みの原因となりますが、乾かしすぎるのも乾燥の原因になること!
以前当社のスタッフに施術してもらったときに聞いたのですが、ポイントは根本(頭皮)を重点的に乾かすことだそうです。
ドライヤーをつむじから毛先に、耳の後ろから前に当てることで、毛先も乾燥しすぎない仕上がりにできるのだとか。
ある程度水分が残っていれば、温度の上がり過ぎによるダメージを防げるというわけです。
私自身もこの方法を実践してから毛先のパサパサ感が抑えられ、髪質が変わったと褒められることが多くなりました。
ヘアケア用品を無駄に使うことなくツヤ髪を手に入れられるので、お財布も身体も喜びます。
参考:https://www.lasana.net/basic/chapter01/page-213/
次に地球環境への影響について。
みなさんはドライヤーがどれくらいエネルギーを消費するのか正確に把握していますか?
ヘアドライヤーは家庭で最も電力を消費する家電のひとつで、なんと電子レンジの約2倍ともいわれています!
大量のエネルギーを消費するということは、CO2排出量も多く、環境に影響を及ぼしてしまうということです。
参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/f2acef99f182da8b4ce535edbd69a68006e97341
さらに電力消費以外の問題もあります。
ドライヤーは、正常に稼働するもの、簡単に修理できる状態のものでも廃棄処分されてしまうことです。
新機能を備えたモデルが続々登場し、小型で便利で買い替えが容易であるがゆえに、環境への負荷が生じています。
毎日使うものであるからこそ、意識次第で地球環境に与える影響を変えられます。
大きなエネルギー消費による負荷は、私たちひとりひとりの日々のルーティンを通して抑えられるかもしれません。
エネルギー効率や電力消費量の面で環境負荷を意識し、ドライヤーで髪を乾かす行為すらサスティナブルな行動に捉えられるようこれからも発信していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。