こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
最近はコンビニや飲食店など、外国人が働いてるお店も多くなりました。しかし、受け入れが進んでおらず日本人ばかりという業界もまだあります。
その一例として挙げられるのが美容業界です。
美容師になるには美容師免許が必要ですが、日本の美容師免許を外国人が取得すること自体は可能です。
しかし、就労先を見つけ雇用契約を結ぶ際に必要な就労ビザの取得が難しいことが、外国人美容師が少ないことの大きな理由となっていました。
そんな中、2022年度から始まる外国人美容師育成事業により外国人美容師の就労が可能になります。
参考:内閣府『外国人美容師育成事業』
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/biyousiikusei.html
外国人美容師育成事業の大きな目的は以下のとおりです。
我が国で美容に関する実践経験を積んだ人材の海外における活躍を推進することを通じて、日本の美容製品の輸出による産業競争力の強化やブランド向上を含むクールジャパンの推進を図るとともに、インバウンドの需要に対応するため
※国家戦略特別区域外国人美容師育成事業実施要領より抜粋
つまり、単なる美容師人材の育成・雇用の確保ではなく、美容に関する知識や技術を向上させ、日本の美容に関する技術・文化を世界へ発信することが目的となります。
これまで可能であったパート、アルバイトなど単純労働者としての働き方と異なり、日本人が従事する場合と同等以上の報酬も保証されるため、SDGsの目標のうち「1.貧困をなくす」「2.すべての人に健康と福祉を」「10.人や国の不平等をなくそう」にも貢献できます。
さらに、国内の外国人在留人数は年々増えていて、同国の美容師に施術してもらいたいというニーズも高まることでしょう。
企業の成長、外国人の暮らしやすい環境整備、日本文化の発信など、多くの可能性が感じられる取り組みだといえます。
年齢や性別、国籍に関係なく「ヒト」を大事にする社風を株式会社ANは大切にしています。
個々の力を高めることが組織力の向上に繋がり、お客さまに質の高いサービスを提供することでスタッフ一人一人の成長を重視してきました。
これからは、お客さまや事業への貢献を実感することで、スタッフがより働きがいや誇りを感じることができ、美容業界で共に未来づくりをしていくヘアサロンを目指して参ります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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