AN Co.,Ltd. HairSalon PR Staff Blog

株式会社AN美容室広報スタッフです!五反田にあるラグジュアリーな当社のプライベートサロンや美容情報などお届けします!

SDGsのゴールから考える美容業界の社会問題

2022-03-04 17:30:09 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

華やかなイメージの美容業界ですが、多くのヘアサロンで社会的課題を抱えているのが現状です。

低賃金、長時間労働、休日が少ない、キャリアアップに時間がかかるなど、多く知られていることかと思います。

なかでも影響が大きいと思われるのが、離職・復職問題です。

労働環境や年収は、健康や結婚などライフスタイルに大きく関わってきます。

特に女性は結婚・出産で一時的に離職しても復職が難しく、美容師の離職率が高い理由の1つといえるのではないでしょうか。

厚生労働省の調べでは、ヘアサロンを含める生活関連サービス業という業種は、他の業種に比べて離職率が高めという結果が出ています。

その中でも美容師の離職率は1年で50%、3年で80%、10年で92%にも登るのだそう。

このように美容師免許を取得していながらも様々な事情から美容師として働くことを辞めてしまった人たちのことを「休眠美容師」と呼んでいます。

休眠美容師の数は、2019年度末時点での従業美容師数が約54万人であるのに対し、美容師免許の登録者数は累計で130万は超えると予想されることから、理論上は75万人以上も存在しているのだそうです。

<参考>

※厚生労働省「新規短大等卒就職者の産業別離職状況」

https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000556481.pdf

※厚生労働省 理容師・美容師制度の概要等について、(公財)理容師美容師試験研修センター 新規免許登録件数

 

働く意向があっても復職できない理由として、労働環境や体力、モチベーションに不安を抱えているということが挙げられます。

働く人への配慮は、SDGsのゴールと関連しています。

低収入、長時間労働など労働条件はSDGsゴール「1.貧困をなくそう」「3.すべての人に健康と福祉を」

結婚・出産後も女性が復帰しやすい環境はSDGsゴール「5.ジェンダー平等を実現しよう」

スタッフの美容師としてのやりがい、モチベーションはSDGsゴール「8.働きがいも経済成長も」

働く人の職場環境を向上させていくことで、美容業界においてもSDGsゴールを実現できると考えています。

株式会社ANが目指すのは、美容師が末永く続けられるようなヘアサロンです。

美容師がやりがいをもって働ける環境づくりを大事にしています。

スタッフが美容師としての仕事の楽しさを実感しながら、働くことがやりがいになり、個々の技術の向上にも繋がっていくことが、お客様の満足感を生み出すと考えています。

広報スタッフとして1人でも多くの人に美容業界のSDGsへの取り組みについて伝えていく中で、ひとりひとりがまずは身の回りから何ができるか考えてアクションを起こすきっかけになれば嬉しいです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。



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