こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
街中では多くのヘアサロンの看板を見かけます。
厚生労働省が発表した令和2年度衛生行政報告例によると、その数は約25万店、なんとコンビニの約5倍だそうです。
店舗数が多いということは、それだけヘアサロンが社会に与える影響は大きいということでしょうか。
社会、健康、経済を良好な状態に保つためにSDGsが浸透しつつある中で、ヘアサロンの環境にかけてしまう負荷が問題となっています。
お客様を美しくするヘアサロンが、地球を汚しているという矛盾を起こしてしまう可能性があるのです。
そこで今回は、ヘアサロンと地球環境の問題について書いていきます。
ヘアサロンが関わる環境問題にはどのようなものがあるのでしょうか。
大きく挙げられるのが水質汚染問題です。
美容業界が環境にかけている負荷は相当なもの。
ヘアサロンが毎月使用する水の量は1軒あたりおよそ30トンと言われています。全国のヘアサロンは約25万店舗ですから、化学薬品が含まれたシャンプーやカラー剤などが混ざった下水が、毎月750万トンも排出されているという計算になります。
これはSDGsのゴール「12.つくる責任 つかう責任」「14.海の豊かさを守ろう」に深く関わります。
人間が水を汚してしまうと海の生物に良くない影響を及ぼすだけでなく、その汚染された川や海で育った魚を私たちが口にすることで結局人間にも負荷が回ってくることにもなるのです。
水を大量に使用するヘアサロンは、環境対策にしっかりと向き合わなければなりません。
ヘアサロンが環境に優しい取り組みを心がけることで、世界全体が取り組もうとしているSDGsのゴールに近づくことができます。
極端な話、環境問題の負荷をなくすためにヘアカラー剤やシャンプーを排除しようというのは難しいことだと思います。
ヘアカラーで見た目を変えることで気分が明るくなったり、シャンプーの香りでリラックスできたりもしますから、多くの人が幸せを感じているのは事実です。
大事なのは様々な業界がSDGsに取り組む中、美容業界はどうしていくか、どうやったら良くなるのかを考えることだと思います。
実際、天然由来のオーガニックシャンプーやヘアカラー剤の導入など、環境に配慮した取り組みを行っているヘアサロンも増えてきており、このような美容業界の動向は「人にも地球にも優しい」を大事にする株式会社ANの理念と一致しています。
これからはスタッフの上手な施術はもちろん、環境に優しい取り組みをするヘアサロンを支持していくことで、人や地球に優しい社会へと変えるきっかけになればと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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