日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

ドナルド・キーン 「耳の痛くなる話」

2019-03-27 | 【た】行
1986年6月15日発行 株式会社新潮社 訳:塩谷 紘 装画:菅井 光
元は、リーダーダイジェストの連載エッセイだったようです。


2019年2月24日、ドナルド・キーン先生が亡くなった。96歳。
以前からお名前とお顔くらいは知っていたけれど、ちゃんと意識したのは、
ジュリーの「Uncle Donald」作詞:沢田研二 作曲:下山 淳からでした。


亡くなったとわかったときに、そういえば、まだ一度もご著書を読んだことはないな、、と思い、
図書館に行きましたが、システム入れ替えのために、3月12日まで閉館。

その後、図書館のホームぺージがリニューアルオープンされたので、すぐに検索。

うーーーん、たくさんあるのね、、難しそうなタイトルだわ、、となりましたが、その中からひとまず8冊を予約。
そろいました~と図書館からのメールを受けてすぐに取りに行きました。
で、その8冊の中から、私に読めそうなものということで、「少し耳のいたくなる話」を。


初めての日本、初めての京都で二年過ごされて。
1953年、私が生まれる一年前に日本にこられたのね。

その時ケンちゃんは6歳くらいなので、きっと散歩の途中で、
ケンちゃんとの遭遇もあったかも、、なんて思いながら読み始めて。

その後、何度も来日されてて、日本文学・日本語の神秘性。外来語、和歌や俳句のこと、書や食文化や桜、梅のこと。
お花見をする日本人のこと。
日本の男性女性について、楽しく読めたり。

コロンビア大学で出会われた、角田柳作先生と言う方のことを私も知ることができて。
戦前戦中戦後のお話では、胸詰まることもあって……。

文中に「日本人捕虜との触れ合い」とあるのですが、その「触れ合い」が、
今、あちこちの看板に書かれた「ふれあい」とはとても違う印象を受けました。


私の知らない日本がたくさんあって、私が鈍いからかもしれないけれど、ちっとも耳は痛くなく。
ご著書のあちこちに、ドナルド・キーン先生の日本が大好きが溢れてて、とても嬉し思いでした。


1月に、北野天満宮のロウバイの美しさとその香りに驚かれて、
“梅が香”を歌った和歌を思い出したこと、このつつしみ深い梅が春の初めに咲くことが理にかなっていると書かれていました。

お亡くなりになる前に、今年のロウバイの香りを楽しまれたでしょうか、、、





京都も桜の季節になりました。

お花見をされてますね。きっと。
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俵万智 「三十一文字(みそひともじ)のパレット」②

2017-09-15 | 【た】行
2000年4月7日 初版 中央公論社


俵万智さん、もちろん、名前は知っている。

でも、お歌を読んだことは、、ない。
なぜか、、
いや、、あるかな、、、
どこかの雑誌に書かれたものだったかな、、
ほんの数首だと思うけど覚えていない。


先日図書館へ行った。
お目当ての絵本を手に取ってから、詩・短歌・俳句のコーナーへ。

こちらではお目当ての本が見つからず、司書さんに聞くというのもなんだかめんどくさくて、
適当に数冊ぱぱっと手に取った。

その中に、・・・・っと、思ったけど、俵万智さんも入れてみた。

ここ一週間の間ですっかり取っ散らかった部屋の片づけをすること2日間。
すっきり片付いた部屋に寝転んで、借りて来た4冊を読んでみたけど、
ううーーん、今読みたいものじゃなかったわ、、、


最後に残ったのは、俵万智さんの『三十一(みそひともじ)文字のパレット・記憶の色』

表紙もすっきりして好み。
タイトルもかろやか。
記憶の色という言葉も好み。

朝から嫌なニュースを見たせいか、あっさりと負担のない表紙に惹かれて。

ということで、ちゃんと初めての俵万智さんのお歌を読もうと、

パラパラめくると、

俵さんのお歌ではなくて他の方のお歌に俵さんがコメントをつけているものだった。

これって、シリーズなのか、、
表紙を良く見ると、タイトルの最後に②って書いてあるわ

で、ランダムにページを開けて読んでみる。
楽しいかも、、

で、とにかくこれを読んでみることにした


本当ならここは感想文を書くところですが、
久々の活字

読むぞ!
って、宣言がいるというわけですww


あっ、ジュリーのことは忘れてませんよ~

神戸の後は、愛知。
で、本日から九州入り

長崎・大分・福岡の3ステージ。
どうぞ台風の影響などありませんように
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田村理恵「リトル・ダンサー」

2016-09-29 | 【た】行
2016年3月10日 第1刷発行
画家:君野可代子
国土社


作家さんが、ジュリーをイメージしたダンサーを登場させていらっしゃるのよ。
って、J友さんに教えていただいたので、さっそく読みました

ストーリーは、書かない方がいいのかな、、?
私のノートの中にだけ書いておくとして。

で、ジュリーはどこに?
って読みすすめていくと。

はい、ジュリーでした


さて、昨夜のかつしかジュリーは声も素敵で
とてもカッコ良くてお茶目で
抜群に上機嫌だったようですね。

明日の習志野も上機嫌のままですように

皆さん行ってらっしゃーい。
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