青山七恵「ひとり日和」

2007年2月28日初版
表紙写真；大森克己 　河出書房新社


知寿が5歳のときに、父と母が離婚。
20歳になったとき、母の中国行きを機に母と離れて暮らすことを決めた。
でも、一人暮らしは心配だからと、遠縁にあたる吟子さんというおばあさんの所へ下宿することに。

知寿は、いろんなことが不安なのね、、自分がどうやったらシアワセになれるのか、、。

Ｐ48・Ｐ80・Ｐ107・Ｐ162　に、印象に残る文章。

母は、結局中国の人と結婚する。というのだけど、
それに、知寿は正社員になって寮に住むことになったことをなんとなく他人事のようにいうのだけど、
でもこうやって、知寿は本当に親離れするんだ。

20歳は17歳のようにはいられず、50歳でも70歳でもない。
で、61歳の私も、それなりに悩みがあり不安があり。。

だからきっと71歳の吟子さんにもね。

靴箱が知寿の気持ちを表すアイテムとして使われていたのが面白かった。

冬もまた楽し

夕暮れてストーブを背にうつうつと体温上がらぬ私はカエル

ジュリーの話も(*^^)v

数日ジュリーのことを書いてへんわねぇ。

でも、日々Ｊ友さんとはジュリーの話をしてしておりまして、

いろいろお知らせもいただいております。

ありがたいことです


で、まず、サリーのこんな映像を。

『新テレビＣＭ』

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ケンミン王国


え？　なかなか面白かったでしょ

で、次はジュリー

あなたが未来に残したい歌ベスト９０

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あ、そうそう、こちらもよろしくです

青春プレイバック

冬もまた楽し

水面のカンバスに引く水の尾の美しさを知らぬままのコガモは


　　　　

本当は、暑いのも寒いの苦手だけれど
冬でないと、夏でないと
歌えない歌がある

ジュリーのラブソングにも
日常の歌にも

ほろ苦き

土筆蕗たらの芽摘む人西に住むほろ苦き春一つ残して


　 　

野山が好きだった兄が摘んできて乾燥させていたゼンマイを
ずっと冷凍保存にして少しずつ楽しんでいたのだけど、
残していた全部を、豚肉と揚げと一緒に甘辛に炊いた。