日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

似鳥 鶏 「美しき余命」

2017-04-02 | 【な】行
ランティエ・2017年4月号に掲載
イラスト:森泉岳士
発行:角川春樹事務所


          


家族旅行の帰りにセンターラインを越えて来た飲酒運転の車との正面衝突で、父母弟を一度に亡くしてしまった少年。
重傷を負い入院をした時に難病が見つかり、余命幾ばくもないとわかる。
少年は、親戚の秋庭さんのところに引き取られた。

物語は、太字で秋庭のおばさんの言葉から始まり、それから、少年の一人称で物語が進んでいく。

読みながら気になるフレーズに線を引きました。

途中、太字で秋庭のおじさんの言葉が書かれています。

不幸な少年と優しく接する秋庭さん家族という話は、どんどん進んでいきますが、
ある日、少年に奇跡が起こる!!

いや、!!ではなくて、!!!!・・かもしれない。

そこからの展開がね、、凄いの。

もしかして、喜劇へ持って行こうっての、、、?
それとも、超シビアに展開するの、、?
と、一瞬、二つの展開を想像しちゃいました。

今度は、秋庭さんの娘さんの言葉が、太字で少し長く書かれています。

ほほーーっと、、、

「美談」を「賛美する」ことの軽薄さと残酷さかぁ、、、
さて、、私やったらあの修羅場でどう行動したやろ、、、
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