日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

「大阪物語」・京都文化博物館

2015-03-27 | ジュリー 映画


所用と映画の日にちを調節し、J友さんにご一緒していただいて行ってきました。



パンフレットはなくて、B4の用紙に上映されるそれぞれの解説がしてあるだけで、ちょっとさみしいが、
鑑賞券が500円だから、、まあ、、がまんがまん。

そんなに大きなスクリーンではないよな、、と思いながら、でも、テレビやDVDで見るよりはアーップで映るんだ~
とココロ弾ませてジュリーに愛に行ったのだけど、これはやっぱり若菜ちゃんの物語だった。

あんなダメおやじだけど、若菜ちゃんはお父ちゃんが大好きで、ダメおやじも若菜ちゃんを可愛いと思っている。
で、失踪したおやじを探しに行くんだ、、。

小学生の弟のイチロウ君は、いろんなことは気になるけど遊びの方がちょっと勝ってて、
気持ちがそこへ向いてる感じがうまく描いてあった。

ジュリー演じるダメおやじと裕子さん演じるしっかり者のお母ちゃんのコンビは、
もしかして、そこに背景を感じながら観ていたせいか、抜群に合っていると思いました。
退院して二人がベンチに座っているシーンで、結局、お父ちゃんはお母ちゃんを情けないくらい愛してますぅ~
って感じがして、とても良かったです。
頭が上がらへんしぃ、、なんやけどね。

人間って誰でも不完全であかんタレな部分がいっぱいあって、そのいろんな部分への評価もいろいろ。
そんな人達がいっぱい出てくる。若菜ちゃんだって、あわやそんなふうに、、って所もあった。
それでも、一生懸命生きてるところが愛おしい。

前半、これでもか! ってくらい芸人さんが出てくるのが、どうよ、、とは思いつつ、、。
これを含んだまわりの景色は、ざ・大阪なんやろね。それに、4人の言葉に違和感がないのが良かった。

たこ焼き屋のおばあちゃんの、「お父ちゃんとお母ちゃんは、笑われてるんやない。笑わしてんにゃ」(たぶんこんな意味)
都喋々さんの、「みんな大阪が好き」(たぶんこんな意味)
その言葉をきいている子ども達。

実際問題自分の身内親戚にあんな親父がいたら、勘弁して~、、になるかもやけど、
人がなんと評価しようとも、それでも、自分の家族や住んでいる所を「好きだ」と言えることは、
自分を肯定できることでもある。

今の私には、そんなふうに感じているであろう若菜ちゃんが少し羨ましかった。


         

と、ここまでは、とりとめない感想記録です。

そうそう、この会場は150席くらいあるのかな、、。
チケット買うときに、受付のお姉さんが、 会場は自由席なんです。
今日はいくつも問い合わせがありましたので満席になると思います。
開場に遅れないように来てくださった方が良いですよ。
とにこやかにおっしゃってましたが、本当に全席埋まって、立ち見の人も10人ほどいました。

それから、桜にはずいぶん早かったのですが映画を見る前に歩いた哲学の道












ケンちゃんが遊んだかもしれない小さな公園に寄り道


公園の椿


哲学の道へもどる途中にあった桜は満開でした。


      

ということで文博の巻は一応終わりです。
映画のお知らせを下さったJ友さん、ご一緒して下さったJ友さん、ありがとうございました
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