日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

野見山響子 「イナバさん」

2020-01-27 | 【な】行
2019年12月 第一刷
理論社
表紙の絵は、イラストレーターさんなので作者ご本人かな。

本友さんから、
前にお教えいただいた、ぶたぶたさんもよいですが、イナバさん、お試しいただけたら幸いです。
と、お送りいただいた本です。



ぶたぶたさんは、人間がぶたぶたさんを受け入れる、、、からはじまるけれど、イナバさんは受け入れられてる。
と言うより、挿絵などを見ていると他にも動物がいるね。
これは、どういうことだろう、、、って思いながら読み進めてました。

そうそう。「ぶたぶたさん」では、主人公は登場人物で、ぶたぶたさんではないですね。
「イナバさん」ではイナバさんが主人公だけど。

で、イナバさんは、いろいなところへワープするんだ。
あぁ、、絵画を見るのに、ああいう見方もおもしろい。

で、最後に来て納得。
マキネさんのいる世界には私が住んでて、イナバさんの住んでる世界があちらの世界なのか、、
私が住んでるこちらの世界に「まぎれて暮らしている」何か、、、と、ココロが通うときがある。
花も猫も蚊もそうかも、、特に私は無機質なものに、それを感じるなぁ、、


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