初出:「パピルス」2014年12月~2016年8月
「小説幻冬」2016年11月~2017年9月
発行所:幻冬舎
これを読むのがきっかけで、数か月ぶりに図書館へ行けました。
読書も数か月ぶりっていうわけです。
では、あらすじなしで、感想です。
多くの浮世絵が日本から流出したことや印象派の画家に影響を与えた。
その程度は、歴史ででも習ったのか、、どこかの美術館の資料にでもあったのか、、何かの本で読んだのか。
なんとなくは知ってたけど、フィンセントとテオとそこに関わる人達の人生を読みながら、そういうことだったのか、、、
と、少し見えてきた気がする。
新しい事柄がやってくるときには、誰もが、警戒したり訝ったり、それまでの「唯一の自分の価値観」を否定される怖さを感じたり。
絵だけじゃなくて、宗教だって音楽だって、映画だって、食べものだって、ファッションだって、
きっと、フランス人だけじゃなくて、みんな、感じるんだろうね。
そんな中で、ちゃんと、物事の本質を見ることができる人っているんだねぇ。
能力というものなのかな、、、
あっ、これは、何にも左右されることなく
素直に、それが「好き!」ってだけの感覚かもしれない、、、
で、最後まで読んだ後、もう一度最初の章・【1962年 七月二十九日 オーヴェール=シュル=オワーズ】を読んだ。
…鐘がかっきり十二回鳴り終わるまで黙禱を捧げた…72歳のフィンセントの姿を思い浮かべながら……
兄と弟は、きっと、天国で、絵のことを芸術のことを語らい合っていますように。
「小説幻冬」2016年11月~2017年9月
発行所:幻冬舎
これを読むのがきっかけで、数か月ぶりに図書館へ行けました。
読書も数か月ぶりっていうわけです。
では、あらすじなしで、感想です。
多くの浮世絵が日本から流出したことや印象派の画家に影響を与えた。
その程度は、歴史ででも習ったのか、、どこかの美術館の資料にでもあったのか、、何かの本で読んだのか。
なんとなくは知ってたけど、フィンセントとテオとそこに関わる人達の人生を読みながら、そういうことだったのか、、、
と、少し見えてきた気がする。
新しい事柄がやってくるときには、誰もが、警戒したり訝ったり、それまでの「唯一の自分の価値観」を否定される怖さを感じたり。
絵だけじゃなくて、宗教だって音楽だって、映画だって、食べものだって、ファッションだって、
きっと、フランス人だけじゃなくて、みんな、感じるんだろうね。
そんな中で、ちゃんと、物事の本質を見ることができる人っているんだねぇ。
能力というものなのかな、、、
あっ、これは、何にも左右されることなく
素直に、それが「好き!」ってだけの感覚かもしれない、、、
で、最後まで読んだ後、もう一度最初の章・【1962年 七月二十九日 オーヴェール=シュル=オワーズ】を読んだ。
…鐘がかっきり十二回鳴り終わるまで黙禱を捧げた…72歳のフィンセントの姿を思い浮かべながら……
兄と弟は、きっと、天国で、絵のことを芸術のことを語らい合っていますように。