kouzi_2007~

発火村塾 established 2007

今日見たDVD

2011-10-07 22:07:06 | ウェブログ


”ブラニガン”と”ザ・セブン・アップス”を借りて見た。

”ザ・セブン・アップス(1974年)”7upは昔のGun誌でJackが的にしてぶっ飛ばしていた。もったいないことをするなあ、と思ったものだ。
ロイ・シャイダーは風貌が公務員風でちとパンチに欠けるがカーチェイスは凄い。アメ車はでかいしサスがフワフワ。まあなんと派手なことでしょう。酔いそうなくらいグルングルンしてた。
犯人を追い詰めて銃撃戦。ロイシャイダー、チーフスペシャル8連射していた・・・と思ったら構えた銃が一瞬コルトディテクティブに!あれ?と思ったらまたチーフに戻ってるし・・・そして渋いラストシーン。ロイシャイダーけっこうかっこいぞ!いい映画だった。





”ブラニガン(1975年)”も実は初見であった。かっこいいテーマ曲。「Knock!Knock!」と言いながらドアを蹴破って入ってくるジョン・ウェイン。いかちいオヤジの雰囲気。しかしお話が進んでいってもお色気ゼロ。脂ぎってるんだか枯れてるんだか。
しかしイギリスの車は小さいなあ。カーチェイスもチョロQみたい。
最後のあたりでミリガバの発砲シーンがあるのだが、マズルにインサートが見えた!モデルガン?かと思ったが空砲用のチョークかな?
ジャガーEタイプに乗った沖雅也風の殺し屋が最後にやけくそになって向かってくるがモーゼルの扱い方がいまいちプロっぽく無くてちょっと萎えた。ブラニガンのダイアモンドバックはちゃんと6連発だった。

映画『はやぶさ/HAYABUSA』観てきた

2011-10-07 12:42:39 | ウェブログ
映画『はやぶさ/HAYABUSA』予告編


映画館だとまず予告編が流れるじゃないですか。最初の予告編が松竹版のはやぶさだったので「あれっいきなり始まった!」と思っちゃいました。


観てきたのは20世紀フォックス版。何回も泣きそうになった。西田敏行ほんと働き者だな。出演料安いのだろうか?冬彦さんも立派になったもんだ・・・。

はやぶさ大ピンチ(来るぞ!来るぞ!)鶴見辰吾「こんあこともあろうかと!」キターーー!

去年見学した相模原キャンパスでロケしてるので「あー行ったことある!」感が良かった。映画でみると相模原の食堂もかっこよく見えるね!実際はフツーの食堂。ただ定食はあんな感じ。あれリアル。また見学行って食堂で飯食いたくなった。





角川版のは観ていないが、プラネタリウム版(は観た)のロングバージョンだったという。


いまここ→20世紀フォックスhttp://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html


東映 2012年2月11日http://www.hayabusa2012.jp/index.html



松竹2012.3.11http://www.hayabusa3d.jp/


ビッグボス・ジョブズさん

2011-10-07 11:08:56 | ウェブログ


俺が使っているマウスパッド。パフォーマ6210か次に買った5210のおまけだったと思う。appleのマークが虹色に塗られていた頃。懐かしく思う方も多いのではないだろうか。高校生のときはMSXだった俺。当時マッキントッシュは高値の花でとてもとても。俺はappleのロゴマークのバッジを手作りして通学かばんにつけていた。今思うとほほえましい。



俺の6210はPerformaだったが、なぜか格上のPowerMacとかかれたバッジが埋めこまれていてね。Canonが日本の代理店だったので、なんとなくプリンターもCanonにして、机の上がいっぱいで飯を食うのにも難儀したがうれしかったなぁ。OSは「漢字トーク7.5」。MacOS7.5じゃ無いよ。漢字トーク。


この頃はジョブズさんはAppleを追い出されてました。そしてWindowsとの熾烈な争いで旗色が悪くなったとき、ジョブズさんは帰ってきました。そしてiMac。この時に林檎はレインボウから単色になった。


iMacはとりたて目新しい機能を備えていたわけではないのですが、ただ360度どこから見ても絵になる、というパーソナルコンピューターをインテリアにするという発想がウケた。ゴチャゴチャとしたデスクにPC/AT機が埋まってるより、すっきりとしたテーブルにiMacが一台だけ乗っている。これがCOOLだったのです。


Appleは成熟期の商品の使い勝手を改良して「よりかっこいい使い方を提案する」、という日本企業お得意の手法を採用したのです。ジョブズさんは来日するたびにSonyに行ってたと聞いたことがあります。VAIOとか見て、日本ここまでか、と思ったことでしょう。
VAIOはiPadほど突き抜けるカッコよさを表現できていませんでした。「かっこいい使い方」に対する提案が何も無かったからです。




電王と999

2011-10-05 19:53:45 | 俺絵


ネットの配信で銀河鉄道999の劇場版と、電車つながりで仮面ライダー電王を見た。

999は詰め込み過ぎながらよくまとまっている。いや、ぶっちゃけ突っ込む所も多いのだが、そんなことはどうでも良いくらいに面白い。これがこそが漫画である。
ハーロック、クイーンエメラルダスのサービスシーンも過不足無い、というか、腹八分目でよくわきまえている。
主題も『少年はやがて大人になる。それは社会の部品に、無名のただのネジ一本になるということなんだよ』というカリカチュア。上手い。そして余韻のあるラストシーン・・・。間違いなく名画である。

仮面ライダー電王のテレビシリーズは一回だけ見たことがある。しかしよく分からなくて面白くなかった。なのでその一回しか見たことがなかった。しかしテレビシリーズが終わっても仮面ライダーの劇場版というと電王なのが不思議であった。
でもじっさい一話から通してみると面白い。荒唐無稽、まさに漫画である。キャラが多くて設定も複雑なのだが漫画チックな展開なので気にならない。画面を眺めているとどんどん話が転がっていっていつのまにか見終わっている。電王に突っ込みを入れるのは野暮だろう。これはまさに昭和40年代のテレビ番組への原点回帰。

999劇場版のナレーションは城達也。渋い。


学生の頃、かくし芸でジェットストリームの真似をしたHさん。
城達也のナレーションの物まねとはセンスが一段も二段も上をいっているので皆リアクションに困ってしまった。「皆様の夜間飛行のお供をするのは私、城達也でございます・・・ジェットストリーム。」



八王子にあった遊郭・田町

2011-10-04 17:38:38 | ウェブログ



現在の田町の地図。http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=207476276201216017665.0004ae74d000e717791af&msa=0&ll=35.665146,139.336537&spn=0.00309,0.004431

かつて八王子にあった遊郭が田町である。現在は住宅街になっているが150mほどの不自然に広い通りがかつての色町の名残を残している。下の写真が現在の田町だ。大門があったといわれる場所に立って写真を撮った。歴史も賑わいも感じられない。静かな街である。

上の地図は昭和2年の発行。八王子市郷土資料館の「案内図にみる多摩陵・高尾八王子」という書籍に掲載されていた。青い線で囲まれているように見えるのはお堀に見立てた水路だと思う。境界をはっきりさせていたわけである。

赤線・青線という言葉があるが、市販の地図に線が引かれていたわけでは無いということが今回分かった。地図上の公娼街に赤い線を、私娼街に青い線で印をつけていたというのだが、それは警察内部用の地図だったのだろう。
公娼、私娼と書いたが戦前は国が売春を認め鑑札を発行していた。いわば国家資格のある娼婦が公娼で、無資格で営業していたのが私娼、ということでだいたい合ってると思う。

公娼に発行された鑑札とはどんなものであったかは知らない。木札のようなものか書状になっているのか犬の首輪のようなものだったのか?必要悪ということでおっぴらに営業できたわけだが、区画を決められた場所でしか商売することは許されなかった。その区画に警察官は赤や青の線を引いていたわけだ。
田町は公娼街であったというから赤線地帯である。大正の遊び人になったつもりで探検してみた。古い木造の建物が2軒残っていた。ここが妓楼だったのかはわからない。
不謹慎ではあるが筆者は遊郭に憧れのようなものをいだいている。テレビの特捜最前線で赤線という言葉を知ったのだが、大滝秀治の重厚な演技よりもエッチなシーンがあるかもしれない、というのが気になってドキドキしながら見ていた厨房の筆者である。五社英雄の吉原シリーズみたいのも好きだった(邦画だと淀川先生の解説は無かったと思う)。大人になってから吉行淳之介の「娼婦の部屋(秋子の部屋、だと間違えて覚えていた)」を読んでよりいっそう憧れを強くした。イーストウッドの「ガントレット」もヒロインが娼婦という設定だったし、タフガイの相手役は娼婦というパターンはお約束なのだと気づいた。男を知っている彼女達は男の中の男を見分けることが出来るのである。


今夜は日本酒で晩酌したいな、と思った筆者は田町の酒のディスカウント店に入ってみた。すると筆者がかつて勤めていた会社の先輩が店員として働いているではないか!10年ぶりくらいであろうか?しばし立ち話をしたがあまり変わっておらず若々しい姿のままであった。またあの頃のように酒を酌み交わそうと約束をして別れたのである。