70代主婦の糖尿病日記~付録として京都つれづれ~

高齢に達した70代主婦が糖尿病に!
悪戦苦闘の毎日を、京都四季折々と共に記します

1970年代のアメリカ人たちは痩せていた

2017-09-12 13:22:39 | 日記
私は、1970年代に一時期アメリカ合衆国に住んでいたことがあります。その頃のアメリカ人たちは、ほとんど肥満ではありませんでした。

けれども・・・
最近、友人と京都四条烏丸で食事したとき、アメリカ人の団体さん達が30人ぐらい?お出ましに。
彼らはほぼ全員が、日本で言う「肥満」でした。

京都市内でも、アメリカ人たちは特に太っているという印象が多いです。
が、彼らは、糖尿病なのでしょうか? それとも知らないだけ? それとも数値が日本とは違うのか?

アメリカではご存知のように国民皆保険制度ではないので、とにかく医療費は馬鹿高く、その点は日本は、恵まれていると思います。
糖尿病の予備軍はアメリカでは相当数居るのだと思いますが、特に社会現象になっていないのは、肥満の人が多過ぎて、自分が肥満であるということに気付かないのだと思います。

日本では、とにかく
「太っている」ということが恥で、特に太っても居ない人達が狂ったようにダイエットに奔走しているのですが、アメリカ人たちは何も感じないのでしょうか?

私が居た頃のアメリカの食事は、やはり現代より、健康的だった気がします。

お呼ばれのパーティでは、必ず、ボウル一杯のサラダがありましたし、菜食主義も流行っていました。
主婦たちは、手作りのパーティ食などでもてなしていました。
サラダ、手作りのディップ、ガスレンジで作ったチキンや牛などのグリル料理が主でしたが。

けれども今は、ファスト・フードfast foodばかりで、手作りは余り無いようです。
昔はマッシュポテトだったのに、今はフライドポテト。どでかいピザや、ランチは、どでかいドーナツ類。
昔からアメリカのお菓子は甘かったのですが(特に日本人には不評だった)、今は多分、もっともっと甘くなっているのでしょう。

これは社会的、政治的な背景もあります。
アメリカは大体、野菜農家を保護してこなかったのです。大量生産の小麦やとうもろこし、そしてポテトには大々的な援助がありました。
その三つとも、炭水化物です。
確かに、アメリカの料理は安いのです。特に炭水化物は、めちゃめちゃ安いので。大量に食べても財布は傷みません。
けれども野菜のお値段は高いし、料理をしませんから、野菜料理の品不足は否めません。

それにしても、、、
この40年ぐらいで、こうも変わるものなのか・・・食事の大切さを考えざるを得ませんでした。




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