ふむ、安楽椅子探偵、松井真人じゃ。
すっかり老け込んでしまったが、先ほど名探偵カズ祥から、挑戦状がとどいた。
ふぅ、字が小さいのう、老眼鏡はどこへいったやら…
なになに、長さが10メートルの梯子があった…長めじゃのう。
ある男性がこのハシゴの8段目から飛び降りた。しかし、怪我ひとつしなかった…
…
…
そんなことがあるものかのう…
…
…
しかし、考えてみよう、ひいばあちゃんの名にかけて。
ううむ…たとえばじゃが、ある男…というのが引っかかる…そうか、ある男が、範馬刃牙であれば5点に力を分散させて怪我一つないという事は可能じゃ。みなさま、グラップラー刃牙をよんでくだされ…
うーむ、しかし怪我一つしなかった…という点も気になるのう…そうか…絶命したとなれば怪我とういう概念はもはやない、という事も…考えられなくは…ない…
いや、まてよ、問題には飛び降りたと書いてある…ということは、この問題の時点である男は、まだ空中に居るのではないだろうか、いままさに空中に居る時点で、その一瞬を切り取ってこの問題が…でているというのは良い答えじゃ…
…もしくは、梯子が立ててあるとは書かれておらんので、陸上の練習のように寝かせてある、もしくは上から8段目や下から八番目とも書いておらぬ、大体梯子というものは規格として一段が30センチであるから、下から8段目であれば240cmの高さという事になる、上から8段目じゃと…ちょっと高すぎるので除外じゃ、そして下から8段目でありハシゴの使用法としてある程度立てかけるように斜めに使ったとした場合、斜辺240cm角度70°とすれば高さは約225cmとなる…怪我はするかもしれん…
…うむむ…むつかしいのう…
問題的に8段目というところになにやら違和感の匂いがするのじゃが…ハシゴから八段目つまり八を取れば、シゴ…つまり死後となり、絶命説が…正解なのか…いや無理やりすぎじゃな…よし!
やはり、この梯子は寝かせてあった、ということじゃな。まったく、果報は寝て待てじゃわい。
ふう、第二問は、カエルのピョン太は深さ10メートルの井戸の底に居ます。井戸から出ようと登り始めましたが一時間に3メートル登って2メートル滑り落ちてしまいます。ピョン太は何時間後にこの井戸から出られるでしょうか。
ふむ…普通に考えればn時間後のピョンタの最高到達点は2+nメートル、つまり7時間後に7メートルの高さにおるわけじゃから、8時間目ちょうどに脱出できる気がするが…さすがになにかひっかけがあると思うわけじゃ…
むむむ…ピョン太…であるか…つまりこのカエルには名前が付いておる!誰かに飼われているということが問題文から読み取れるのう。つまり飼い主が探しに来た場合、飼い主に会いたい一心でピョン太は懸命の力を発揮し…倍のスピードを…むむむ、問題文にはそんなとは書いておらぬ…
そうか!井戸の底とある、そこには水が溜まって居る、逆に言えばピョン太は先ほどの計算でいえば何時間かは水の外に出てしまう…つまり昼間であれば干からびてしまう恐れがあるわけじゃ、つまりこの日は曇りもしくは雨である可能性が高い! むむ…まったく答えにたどり着けぬ!
しかたない、最初の答えで8時間でどうじゃ…
三問目じゃが、
これは問題分に不足があるように思えるのう…
まず基本的に、この問題は
【ABCDが同時に答えて良い場合】
【ABCDが順に答える場合】
の仮定によって解が変わることに目をつけるべきじゃ、
また、この4人が被る帽子のパターンは、
【赤3つ白1つ、もしくは赤1つ白3つ】
【赤白2つづつ】
の2パターンしかないという事じゃ
ではここから考えてみよう。
―――【ABCDが同時に答えて良い場合】―――
まず【ABCDが同時に答えてよい場合】かつ【赤3つ白1つ、もしくは赤1つ白3つ】であれば、だれかが回答を答えるため、「分かりません」というAの回答は存在しないじゃろう。
次に【ABCDが同時に答えて良い場合】かつ【赤白2つづつ】の場合、この場合は全員から見える帽子は赤白が2:1もしくは1:2で見えるため一見解不能と思えるが、じつはしばらく待って誰も答えないのを確認したのちAは「私の色は(自分から見えて少ない側の帽子の色)の帽子です」と答えるべきであるので、問いに矛盾する。
上記から、この問題が【ABCDが同時に答えて良い場合】でないことが導かれる。
―――【ABCDが順に答える場合】―――
まず単純に、Bは白と仮定しよう。この問題の場合、Bの「白」という回答が間違っている…などと考える必要がないのでな
(B=白の場合)
A=赤の場合は以下の3パターンの可能性があるのじゃ
パターン1(A=赤 B=白 C=赤 D=赤)
パターン2(A=赤 B=白 C=白 D=白)
パターン3(A=赤 B=白 C=赤 D=白) ※CDが逆の場合は同義
A=白の場合は以下の2パターンの可能性があるのじゃ
パターン4(A=白 B=白 C=赤 D=赤)
パターン5(A=白 B=白 C=赤 D=白) ※CDが逆の場合は同義
パターン1
(A=赤 B=白 C=赤 D=赤)
Aは単独で帽子の色を判別不能、Bはわかるため成立する、が問題文の「それを聞いたBは」に矛盾するのじゃ、なぜならそれを聞いたという前に、Bは自分の色を知っておるのじゃから
パターン2
(A=赤 B=白 C=白 D=白)
Aは赤と答えるため、問いに矛盾じゃ
パターン3
(A=赤 B=白 C=赤 D=白)
Aは単独で帽子の色を判別不能、Bもこの時点では判別不能のため問いに矛盾。
※ちなみにこの場合はCDのうちAと同じ色を被っている側は判別することが出来る。
パターン4(A=白 B=白 C=赤 D=赤)
Aは単独での帽子の色の判別は不可能、BはAが「分かりません」と言った時点で自身の色が分かるため、成立
パターン5(A=白 B=白 C=赤 D=白)
Aは単独での帽子の色の判別は不可能、Bもこの時点での判別は不可能。
以上じゃ。
うむ、ちょっと現在深夜であるため、あれじゃな…、論理矛盾がある可能性はある…じゃがわしの回答はこうじゃ、
問題文に「回答はABCDの順で答える事が4人につたわっていると追加の上、Aの帽子は白」じゃ。
ふぅ、わしからは以上じゃ、名探偵カズ祥いかがじゃったかな?
すっかり老け込んでしまったが、先ほど名探偵カズ祥から、挑戦状がとどいた。
ふぅ、字が小さいのう、老眼鏡はどこへいったやら…
なになに、長さが10メートルの梯子があった…長めじゃのう。
ある男性がこのハシゴの8段目から飛び降りた。しかし、怪我ひとつしなかった…
…
…
そんなことがあるものかのう…
…
…
しかし、考えてみよう、ひいばあちゃんの名にかけて。
ううむ…たとえばじゃが、ある男…というのが引っかかる…そうか、ある男が、範馬刃牙であれば5点に力を分散させて怪我一つないという事は可能じゃ。みなさま、グラップラー刃牙をよんでくだされ…
うーむ、しかし怪我一つしなかった…という点も気になるのう…そうか…絶命したとなれば怪我とういう概念はもはやない、という事も…考えられなくは…ない…
いや、まてよ、問題には飛び降りたと書いてある…ということは、この問題の時点である男は、まだ空中に居るのではないだろうか、いままさに空中に居る時点で、その一瞬を切り取ってこの問題が…でているというのは良い答えじゃ…
…もしくは、梯子が立ててあるとは書かれておらんので、陸上の練習のように寝かせてある、もしくは上から8段目や下から八番目とも書いておらぬ、大体梯子というものは規格として一段が30センチであるから、下から8段目であれば240cmの高さという事になる、上から8段目じゃと…ちょっと高すぎるので除外じゃ、そして下から8段目でありハシゴの使用法としてある程度立てかけるように斜めに使ったとした場合、斜辺240cm角度70°とすれば高さは約225cmとなる…怪我はするかもしれん…
…うむむ…むつかしいのう…
問題的に8段目というところになにやら違和感の匂いがするのじゃが…ハシゴから八段目つまり八を取れば、シゴ…つまり死後となり、絶命説が…正解なのか…いや無理やりすぎじゃな…よし!
やはり、この梯子は寝かせてあった、ということじゃな。まったく、果報は寝て待てじゃわい。
ふう、第二問は、カエルのピョン太は深さ10メートルの井戸の底に居ます。井戸から出ようと登り始めましたが一時間に3メートル登って2メートル滑り落ちてしまいます。ピョン太は何時間後にこの井戸から出られるでしょうか。
ふむ…普通に考えればn時間後のピョンタの最高到達点は2+nメートル、つまり7時間後に7メートルの高さにおるわけじゃから、8時間目ちょうどに脱出できる気がするが…さすがになにかひっかけがあると思うわけじゃ…
むむむ…ピョン太…であるか…つまりこのカエルには名前が付いておる!誰かに飼われているということが問題文から読み取れるのう。つまり飼い主が探しに来た場合、飼い主に会いたい一心でピョン太は懸命の力を発揮し…倍のスピードを…むむむ、問題文にはそんなとは書いておらぬ…
そうか!井戸の底とある、そこには水が溜まって居る、逆に言えばピョン太は先ほどの計算でいえば何時間かは水の外に出てしまう…つまり昼間であれば干からびてしまう恐れがあるわけじゃ、つまりこの日は曇りもしくは雨である可能性が高い! むむ…まったく答えにたどり着けぬ!
しかたない、最初の答えで8時間でどうじゃ…
三問目じゃが、
これは問題分に不足があるように思えるのう…
まず基本的に、この問題は
【ABCDが同時に答えて良い場合】
【ABCDが順に答える場合】
の仮定によって解が変わることに目をつけるべきじゃ、
また、この4人が被る帽子のパターンは、
【赤3つ白1つ、もしくは赤1つ白3つ】
【赤白2つづつ】
の2パターンしかないという事じゃ
ではここから考えてみよう。
―――【ABCDが同時に答えて良い場合】―――
まず【ABCDが同時に答えてよい場合】かつ【赤3つ白1つ、もしくは赤1つ白3つ】であれば、だれかが回答を答えるため、「分かりません」というAの回答は存在しないじゃろう。
次に【ABCDが同時に答えて良い場合】かつ【赤白2つづつ】の場合、この場合は全員から見える帽子は赤白が2:1もしくは1:2で見えるため一見解不能と思えるが、じつはしばらく待って誰も答えないのを確認したのちAは「私の色は(自分から見えて少ない側の帽子の色)の帽子です」と答えるべきであるので、問いに矛盾する。
上記から、この問題が【ABCDが同時に答えて良い場合】でないことが導かれる。
―――【ABCDが順に答える場合】―――
まず単純に、Bは白と仮定しよう。この問題の場合、Bの「白」という回答が間違っている…などと考える必要がないのでな
(B=白の場合)
A=赤の場合は以下の3パターンの可能性があるのじゃ
パターン1(A=赤 B=白 C=赤 D=赤)
パターン2(A=赤 B=白 C=白 D=白)
パターン3(A=赤 B=白 C=赤 D=白) ※CDが逆の場合は同義
A=白の場合は以下の2パターンの可能性があるのじゃ
パターン4(A=白 B=白 C=赤 D=赤)
パターン5(A=白 B=白 C=赤 D=白) ※CDが逆の場合は同義
パターン1
(A=赤 B=白 C=赤 D=赤)
Aは単独で帽子の色を判別不能、Bはわかるため成立する、が問題文の「それを聞いたBは」に矛盾するのじゃ、なぜならそれを聞いたという前に、Bは自分の色を知っておるのじゃから
パターン2
(A=赤 B=白 C=白 D=白)
Aは赤と答えるため、問いに矛盾じゃ
パターン3
(A=赤 B=白 C=赤 D=白)
Aは単独で帽子の色を判別不能、Bもこの時点では判別不能のため問いに矛盾。
※ちなみにこの場合はCDのうちAと同じ色を被っている側は判別することが出来る。
パターン4(A=白 B=白 C=赤 D=赤)
Aは単独での帽子の色の判別は不可能、BはAが「分かりません」と言った時点で自身の色が分かるため、成立
パターン5(A=白 B=白 C=赤 D=白)
Aは単独での帽子の色の判別は不可能、Bもこの時点での判別は不可能。
以上じゃ。
うむ、ちょっと現在深夜であるため、あれじゃな…、論理矛盾がある可能性はある…じゃがわしの回答はこうじゃ、
問題文に「回答はABCDの順で答える事が4人につたわっていると追加の上、Aの帽子は白」じゃ。
ふぅ、わしからは以上じゃ、名探偵カズ祥いかがじゃったかな?
深夜にとどいた松井真人探偵からの解答でしたが正解なのでしょうか?
次回、お楽しみに!!
とりあえずキャラが濃すぎる・・・
次回、お楽しみに!!
とりあえずキャラが濃すぎる・・・