杏の読書日記プラス

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アヒルと鴨のコインロッカー

2008-02-11 21:25:23 | 映画

原作の文庫本。

映画化される~と聞いたときから、気になってました。
この作品のしかけは、本(活字)だからこそ活きているのでは、と。
映像化なんて、可能なの?と。

でも、映画館の上映で、見逃してしまいました。
DVDになるのを、ずっと待ってました。

その映画『アヒルと鴨のコインロッカー』のDVDを観ました。

ボブ・ディランを聴きながら誰かを待っていた男~河崎(瑛太)。
引越し直後、本屋襲撃に巻き込まれてしまった男~椎名(濱田岳)。
この二人に、ペットショップの店長・麗子(大塚寧々)、店員・琴美(関めぐみ)、ブータン人・ドルジ(田村圭生)、謎の男(松田龍平)が絡んでくる。
キーワードとなるのは、広辞苑。一冊の本を手に入れるため、本屋襲撃は実行される。
そして、この二人の出会いから、おかしくて切ない物語は始まっていく。

~とても良い映画でした。
気になっていたしかけも、うまく表現できていたし、辛く悲しい場面も、原作よりは耐えられた。
ハッピーエンドとはいえないストーリーに、胸が痛くなるのだけど~観て良かった!と思える映画でした
コメント (8)
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