今日はどんより曇り空になってしまいましたが、それまでは秋晴れが続き昼間は汗ばむようなお天気でした。
昨日はお天気に誘われて山のほうに遠出のお散歩にでかけました。
初めての場所でしたが、のどかな田園風景で山里といった感じ。
時間もゆっくり流れリフレッシュしました。
紅葉の見ごろまでには、まだまだですが所々色づいたところもありこれから楽しみです。
大きな木に熟した柿がたわわに実ったままで、鳥りの餌にでもなってしまうのでしょうか。
この辺りは平安京ができる前に創建されたお寺や神社があり、その昔は比叡山と並ぶ修験の場だったとか・・。
土地にパワーを感じます。
お寺でいただいた会報に最澄上人が「おのずから住めば持戒のこの山は、まことなるかな依身より依所」と詠んだとありました。
修行には自分自身が正しくあろうとすることが大切だが、それよりも環境がもっと重要である。
静かな環境が大切である。
物や音や情報であふれる日常。なにも考えず自然の中を気の向くまま歩くのは最高の贅沢のように思います。
青空が広がり鳥のさえずりや川の流れる音や心地良い風を感じられる。
こんな日本の穏やかな風景は空気の汚れた国の人から見れば夢のような場所ですね。