西本願寺近くの龍谷ミュージアムへ「アンコールワットのみち」を観てきました。
9~15世紀にかけて現代のカンボジアを中心に巨大な勢力を誇ったアンコール王朝。
今回はタイやミャンマーの仏像も含め72体の仏像が展示してありました。
少し前にNHKで女優の杏さんナビゲートのカンボジアとミャンマーの遺跡の番組を観ました。
広大で神秘的な宮殿に祭られていたんですね。
日本の仏像との違いはとても人間らしいということ。
ほっそりしていて胸は大きく腰はくびれていていました。
石を彫ったもので緻密な彫刻にみとれてしまいました。
特に気に入ったのはカンボジアの12世紀から13世紀初頭に作られたロケーシュヴィラという像で、胸や肩の部分に小さな仏像がたくさん彫られているものです。
手で彫ったとは思えないほどの緻密さ。
後は色々な菩薩様が日本のものと比較してあり、もとは同じでも国が違えばこんなに表現が違うのかと面白かったです。
「夢を叶えるゾウ」でおなじみのガネーシャもいましたよ。🐘
内戦で大変だったカンボジアも近年は発展もめまぐるしいようで、遺跡の保護も進んでいるようですね。
それにしても大昔にこんな文明が進んでいたなんて驚きです。
アンコールワットのみちは12月20日までです。
このあとは西本願寺へお参りへ・・。
大きなイチョウの木が何本かあり日があたっているところは、黄色く色づいていました。
京都もいよいよ紅葉の季節ですね。