日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

2012年

2012-04-16 21:47:59 | 日々
遅いよ、って言われるかもしれないけど、
ワタシの中で、ようやく2012年という年がスタートした、という感じ。
2009年、ワタシにとって、ものすごい大きな出会いが次々にあった年で・・・・これはもう、本当に驚くほど、ワタシに影響を与えた(もちろん、よい意味で)
そこから、ちょっとずつ自分で自分が変わって行くのを楽しみながら・・・
2010年も、引き続き出会いは続き、どんどん新たな扉を開いてくれているように思え、
ワクワクしてたし、好奇心もあった。ー思い出しても、毎日が楽しかったな。
そして、年が明け、このまま積み重ねていこう、と。ーこのまま続いていくと、
ーそして、あの震災が起きた。
1年は、ただただ夢中で、ただただ悲しくて。。。。見えてなかったものが(見ていなかった)突然目の前に次々現れ
自分はこんな世界に住んでいたんだ、と思い知ったら、愕然としてしまったんだ。。。。
気がついたら、からっぽになっていた。何をしても無駄に思えた。自分の存在価値なんてない。
なにがなんだかわからない。嘘やきれいごとばかりの世の中で、どうやって折り合いをつけて生きて行くことができるのかと。
でも、自分の身体が記憶した体験は、確実に違うかたちに変化して身体に留まってくれている、と思える。
あまりの未熟さに、思い出しても恥ずかしくなることも。これからも、たくさんの失敗を重ねるだろう。
だけど、それでも、後悔はない。そして、からっぽになったワタシだから、なんだって入れてあげるスペースが出来た。
手放す・・・それは、時には必要。ワタシの場合は、図らずも、、、だけど。きっとそのタイミングだったんだ。
逃げていたことや、無理だ、ってあきらめていたこと。今度はちゃんと向き合えたらいいな。