狭い家の猫たち

石松とピーナッツが外を眺めている。

竹三がやってきて、石松は後ずさり。

視線はいずこへ！？

背中が泣いてるよ…。

あのー、猫が多いんですけど…

と、うつろな目でうったえた。

ごめんよー、みんな家族だから、ピーナッツ以外はあげられないんだよー。

毎度毎度どうにかせねば状態に陥る私。

 

20秒で我慢の限界。

 

そのうち、ピーが１匹になっていて、

ピーのちょっとだけ後方にスミオがちょこんと座っていた。前には行かないんだね。

じーーーー。

あれ？お互いにちょっと歩みよった？

威嚇しないし、のけぞりもしない。

 

以前、マルもスミオをいじめていて、あの竹三もピーナッツを嫌がっていた。

今ではなぜか普通の関係に。

こんな狭い家で、ケンカしたり、いじめたり、ウジウジされちゃあ、

お母ちゃんはストレスでヤケ酒飲んで太るしかないんだから、

更年期を軽くかわすためにも、これからも仲良くしてくださいよ。

お願いしますよ。 

 

★

 

２つのランキングに参加しています。

　

よろしければ、一日一回のクリックをお願いいたします。