花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

20年6月28日

2008-06-29 | 20年前半
 今日も飽きもせず、小倉さまとタコ釣りです。
夕方から雨の予報であまりゆっくり出来ないと判断し短期決戦に臨む。

 相変わらず4時半お迎えをお願いし、係留場所へ到着。
天候は曇り、二見ではやや北寄りの風だ。

 岸寄りのセメント磯に向かう。
ポイントに近づくとかなりの船が出ています。
このあたりは岸に近いので、2人乗りぐらいの小さいボートも出ており、船が低いので見えづらく移動する時は注意が必要です。


 潮はもう下げ潮に変わっているのか東に流れているもようです。
風は二見では北寄りから吹いていましたので、沖に流されると判断し、思い切り
船団の岸よりから始めるがこのあたりでは東よりの風になっている。

 さぁタコ釣りです。小倉とは、いとこで血縁関係があり、いいとこ、悪いとこ
良く似た考えを持っているようです。
仕事の分担も暗黙の了解でスムースに完璧に進みます。

 船頭しょっぱなから道糸が張り手ごたえ十分です。
きたか~、きたか~ウ~~ン黒いで~~。
先週に引き続き又明石の黒ウシを釣ってしまった。
記念写真で~~~す。


 この記念写真が、黒ウシのたたりか怨念か船頭タコ釣りを始めて苦節25年。
初めて味合う屈辱、そんなあほな~、シンジラレナ~~~イ、うっそ~~。
の未知の体験をする羽目になる。

 小倉さま今日も快調にまあまあやな~と800gあたりをゲットしています。
竿にもきた~と忙しい。今日は竿のテンヤに鳥の手羽をくくり挑戦していた。
これも1kgぐらいか。
今度はちょっと大きいで~~で上がってきたのは1.5kgは十分ある大タコだ。
小倉さま、6~7匹ぐらいゲットしているのに船頭坊主です。

 船頭やっとわかめに隠れて上がってきた200gあたりをゲットする。
雨が10時頃から降り出し予報よりかなり早い。
小倉は船の前で釣っていますので屋根がない。
カッパを着たり脱いだり忙しい。
幸い大雨にならないので辛抱しタコ釣り続行だ。

 昼前に潮が変わり上げ潮で西に流れ出す。
潮に乗って帰るで~。
潮が帰る方向に流れるときエンジンを回さず省エネで釣りをしながら近くまで
流れながら帰ると言う作戦だ。
これがいつも、ラッキーで大きいタコを拾える。
今日はどうかな~
流れるコースがありますので、自分の思うポイントまで移動しエンジン停止。

 流れ始めのポイントは深場から浅場に変わる絶好の場所です。
船頭帰りのしょっぱな小さいが400gと200gが釣れ計4匹になり数だけは少しだけ
接近したかに見えたが、今日の小倉、船頭にとどめをさし出した。
1kg級800g級おまけに1.5kg級を追加し勝利の美酒を味わっています。

 船頭はやけ酒で苦酒を味わっています。
いつもよりたくさん飲んでしまいました。
本日の小倉さまの釣果です。

あまりたくさん釣りすぎ酸欠になり弱り白くなっています。
釣り過ぎに注意してください。



ちょっと元気な1kg級です。

船頭の釣果今日は恥ずかしので急遽キャンセルと致しました。
明石のウシの呪いがまだ続くのでしょうか。




 

20年6月22日

2008-06-22 | 20年前半
 昨日は小倉さま町内のゴルフコンペで山に芝刈りに。
船頭、川で洗たくにと思いましたが、船頭洗たくが苦手で映画を観に行きました。
題名はインディ・ジョーンズです。ハラハラ、ドキドキ、笑いもたっぷりあり
映画ってホントに楽しいですねぇ~~~。

 今日は午前中、雨の予報ですが、ここんとこ天気予報も雨が降る降ると言いながら、降らないことが多いので、朝の状態で判断すると昨日連絡を取っていました。

 4時半頃外に出ますと、小雨程度ですので、小倉さまに起きてますか~~。
起きてるで~、どないする~、行けそうやな~、ほな行くか~~。

 5時半ごろお迎えに来て頂きましたが、雨が本気で降っています。
ま~ええか。カッパ着用で出港です。

 人工島を出ますとえらい視界が悪い。
霧が出ています。岸が見える範囲でGPSも見ながらポイントに向かう。
ポイント近くになると周りが何も見えなくなる。


 ま~この辺で始めるか~。そやな~。
テンヤを各自4本投げ込むが、潮の流れが全くない。
あかん潮待ちや~~。


 しばらくして、岸のマンションの上部が少し見えます。
蜃気楼で10階ぐらいのマンションが超高層ビルに見えますが、何回も蜃気楼を
体験していますので、もうこの程度では驚きません。
海に浮いているブイでもビルに見えるぐらいですから。
明石大橋の橋脚の上部も見え始め、えらい岸寄りにおることが判明。

 ポイント移動です。沖の方に一隻漁師の仕立て船がいます。

邪魔にならない程度の間隔をあけ再スタートです。

 小倉さま400gゲット、今日も快調なスタートです。
船頭も1匹ゲット後船の中に放り込むとき運悪く、船の縁にあたり海側に落ちてしまった。しまった、しまった島倉 千代子~~~。
続きまた逃がし船頭徳を積んでいました。

 今度こそ来たで~~
ごっつい重たい指が痛く手のひらを利用し引き上げる。
タコやったら大きいで~、でも引きがおません。
お~~ぉ見え出した、茶色いで~なんか四角く見えます。
うっそ~~タコつぼでんがな。
それでも船に引き揚げる。
入っとん違う?何か足が出てきました。


先週小倉さまが3匹ゲットした明石のウシです。船頭今日釣ってしまった。

気持ちわる~~。

 船頭又タコつぼかと思わせた当たりがタコちゃんで指が痛いこと痛いこと
どっさ~~1.5kg以上あるマダコだ。

 小倉も数は同じぐらい釣っている。
ちょっと昼寝をしている間に潮が変わり下げ潮で東に流れ出した。

 船頭の仕掛けが磯に掛かったか、道糸が切れそうに張っている。
船が止まってしまい、後は切れるのを待つだけだ。
ウゥ~~ンちょっと動いたぞ。
道糸をつかみ引っ張ると動く、動く又タコつぼか???
途中ちょっと軽くなったが手ごたえ十分だ。
もしタコだったら大きいぞ。
水面下に見え出しまさしくタコだ。
船頭顔が引きつったが慎重に取り込みどっさ~。
やりました2kgは十分あります。ウッシッシー

雨中の決戦はお互いに5匹づつゲット。








 
 

20年6月14日

2008-06-15 | 20年前半
 マダコのシーズンに入っていますので今日もマダコ1本で勝負です。
小倉さまに4時30分お迎えをお願いし、いざ出陣です。

 4時50分頃出港。
住吉神社を過ぎた頃、ビルの屋上から清々しい朝日が昇り始め
思わず2礼2拍で船頭、今日の安全と無事を祈願していました。
となりで今日もたくさん釣れますようにと祈願しているやつがおった。

風もなく海上はべた凪状態です。天気予報も晴れ、波高0.5m絶好調である。

 今日のポイントは最初から岸寄りのポイントでやることにする。
明石大橋の淡路よりの橋脚に向け一目散で走る。
松江の海水浴場の沖、通称セメント磯と呼ばれているポイントだ。

ここも急に深くなっているポイントでガシラ、メバルのポイントでもある。
タコ釣りは深場の手前の水深6m前後を狙う。

 潮は緩く西に流れています。
テンヤを朝日に向かってタァ~~と投げますが朝日に雲が掛かり始めています。
おゃ~さっきまであんなに綺麗やったのに。

 釣り始めて早々小倉さまが来たみたいや~と言いながら400gあたりをゲット。
船頭も同型ゲット、続き交互にあたり出足絶好調のスタートを切った。

 この調子でいけば一人二桁は行きそうだ。
とらぬ狸の皮算用か、世の中そんなにうまく行かなく成っています。
 
 岸寄りから冷たい風が動き出し、波が立ち出した。

 
 益々風が強まり、潮の流れに乗れなく風任せになってしまい小倉さま
妙な物体を釣り出した。
明石のウシ~?明石の牛?ブランド品?
グレーの濃い色、黒、こんな大きいやつは初めて目にする。
1kg弱はある巨大ウミウシ?アメフラシ?3匹も釣りよった。
ひじきのような海藻石付き2m物も数多く釣れました。

 風がおさまらず、ここではとても釣りを出来る状態ではないので
思いきり岸により再チャレンジする。

 小倉さまが1.5kgの大型を1匹ゲットしたが今一調子の上がらなかった
本日の釣りでした。
船頭 500g前後7匹

 
小倉 5匹でしたが1.5kg級がおり重量で圧勝だ。

 

 

 
 


 

20年6月7日

2008-06-07 | 20年前半
 今日は会社の釣り大会を予定していましたが、ある部署が出勤で延期になり
岩石くん、H和くんとタコ釣りに出ることにする。

 船の中は狭いから何にも持ってこんでもええで~~と昨日言っておきました。
コンビニに寄りお買い物を済ませ、ビールをクーラーに入れてもらおうと
ビール入る? 入れへん??? 
エェ~~~なんで~~~。

 見るとハンドバックぐらいの超ミニクーラーがあります。
おまけに氷が入ってないらしい。

おォ~~~~神様助けたまえ???????



 こうなれば作戦を考えなくてはなりません。
ビールが飲める許容温度まで残り時間が問題です。

 出港準備も整い、プシュー何の音?さぁ~~これも作戦ですから。
冷た~~いものを頂きながら、ポイントに向かう。
 
 約20分ぐらいでポイントに到着する。
潮が下げで走っているのか、風もないのに大きい波が立っている。
このあたりは水深10m弱から30m、40m、80mと急に落ち込んでいるため
下げ潮で東に流れるときは大きな三角波が発生する。

 とりあえず簡単に釣り方の説明をし、スタートする。
開始早々船頭300gあたりのマダコゲット。
しばらくあたりはなかったが、H和くん釣れた~と前で叫んでいます。
初ダコか?やりました。



 その後岩石くんテンションが下がってきて、黒ボンの波に負けて
弱っています。
塩をなめ、タコ釣りに効かない撒き餌もしますが、今一回復しません。
 
 先輩を思いやるH和くん、自分が合わせ手ごたえがあったのか

岩石くんに道糸を渡し、丸太のような太い腕で岩石くん軽々と上げている。
そうたいしたことはないのかと思っていたが、水面下に巨大なマダコが
見えだした。
やりました~~~2kg弱か大タコゲットです。

 後輩のおかげで一発あがり、気分一新、船酔いも回復し自力でタコ釣りが
出来るまで回復しなんとかノルマを達成した岩石くんでした。

潮が変わり岸寄りに移動し、西流れに乗りパラパラ釣りながら二見の沖まで
流れながら帰る。
 本日の釣果 2kgから300g計9匹でした。










20年6月1日

2008-06-01 | 20年前半
 久し振りに登場の小倉さまです。
お互いの伯母の葬式、法事と顔を合わせていましたが、釣りには
なかなか出れませんでした。
喪中でありますので、当然と言えば当然だったのですが?。

 
 今日は待ちに待った、今シーズン初のマダコ釣りに出港です。
釣りの情報ではかなり前から、マダコが上がっていました。
船頭定年を迎え、今後の人生をどないするか、いろいろ少ない
脳細胞で考え中で、釣りの方に気持ちが向かなかった。
悔しいが、今の会社にお世話になることにして、もう少し人生を
考えることにする。
20歳から40歳までは子供のため、40歳から60歳までは自分のため、
60歳過ぎれば人のために生きると、誰かは知らないが、良いことを
言った人がいる。

 私もちょっと、人のために生きようと考えますが、所詮凡人です。
釣りに生きることにして、4時45分お迎えをお願いし、いつも申し訳け
ないのですが、小倉さまの奥さま付きで送迎です。

 もう日の出の時間に出港です。
ポイントは昨年良かった林の沖あたりを目指していましたが、前の
2隻の船が黒ボンあたりを目指しています。
取りあえず今日は初陣ですので、人の多い方が良いので、その船に
ついて行き黒ボンのマイポイントから始める。

 小倉もそうなのだが、今シーズン初めてですので、心、浮き浮き
もう嬉しくて嬉しくて、タァ~~~とテンヤを投げます。

 シーズンに入っていますので多数の船が出ています。




 私も気合いが入っていましたが、昨年は船頭にあまり勝ってないと
言っている小倉さま、開始早々小さいが300gあたりのマダコゲット。
おりますがな、おりますがな、続き小倉さま200gゲット。

 船頭なにしとんねん。でも仕事はしますがな。
これも小さいが、300gと200gあたりをゲット。
潮が緩みしばらく釣りにならなくなり、冷たいビールで喉を潤し
潮待ちです。

 ここで潮が変わるのを待ち東に流れるのか、昨年良かった岸寄りに
戻るのか迷っていたが、小倉と意見が一致し岸よりで流すことにして
ポイント移動する。
乗合船も何隻か来ている。

 ここはもう潮が変わり東に流れている。
立て続け船頭2匹追加し好調かと思わせたが、今日は小倉さま昨年の
うっぷんを一気に晴らすかのように、神憑り的な猛攻がありました。
800g級を含めアッと言う間に7匹連続で釣りあげ勝負が決した。

 潮が速くなりこのあたりでは三角波が立ち釣りにならない。
土産も出来たので、今シーズンの海洋調査で本庄人工島沖に戻り、調査を
始めたが、全く反応なし。

 アルコールもまわり小倉さまにお願いして、わし昼寝するわ。
どれだけ寝たか、幸ちゃんきたで~~???
なんや~~
大きいやん、物置の中から船頭寝ぼけ眼で、マダコの大きい足を見た。
船頭の仕掛けに来たらしい。
ちょっと写真だけ撮らせてもらった。
小倉が釣ったマダコ約1kgあたりか。



本日小倉さま10匹
  船頭4匹でした。