花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

20年3月29日

2008-03-30 | 20年前半
 先週はいとこの小倉家で船頭家族、1泊させてもらう。
お互いの母親が姉妹でまだ元気でおりますので、親孝行でもしとくか??。
昨秋も一度、小倉家増築お祝いを兼ね、お世話になり、今回第2段階の企画です。

 船頭の母88歳、小倉の母84歳会話は昔話ばかりです。
歳が歳ですのでボケも少々、多少、ちょっと、だいぶ、いゃ~~かなり、??進んでいますので会話もおもろい。

 そんな婆ぁたちを勝手にしゃべらせて、船頭たちは親孝行と言う名目の
酒盛りで夜中まで盛り上がり、二日酔いでおました。

 今週はカレイがボチボチ上がっているとの情報があり、出港です。
ポイントはアパートです。
GPS頼りに近くまで到着し、魚タンに切り替え磯探しです。
船がまだ一隻もおりませんので、山立てをしながらやっとの思いで
磯が見つかりアンカー投入です。

 竿を1本出し、2本目を準備していると最初の竿の道糸が手前に来ています。
なんじゃ~、う~ん?岸の方の山立てした位置が変わってしまっている。
そ~か、船が流されているのだ。
あかんわ~。

アンカーを上げ再び磯探しです。
元の位置ぐらいに、仕立ての船が2隻入ってしまっている。
アチャ~これがつまずきの始まりです。
磯はここだけと違いますので、一生懸命、微速前進で探しまくりますが、一向に
磯が見つかりません。

 もう半時間以上立っています。
こらあかん。アパートの沖に、もうひとつ磯場があるので、GPSで近くまで行き
やっと小さい磯が見つかり、アンカー投入し一息いれる。

 さ~やっと船が止まり、竿3本準備も終わり投入完了。
毎度ながら、後は待ちの釣りですのでどちらからか、わかりませんが
お湯割りの準備、当ての準備が整いぼちぼち始める。

 小潮だが強烈に東に流れている。
おもり25号でやっと底に着いている。
餌の点検で、から揚げサイズのカレイ1枚。
しばらくして、派手に当たりがありアブラメかと思ったが、26cmぐらいの
カレイが上がりまずまずか。
 
 フグもいるのかあたりがあるが、針に乗ってこないこともある。
船頭3枚、小倉1枚釣り、西風が強く波もあるので、西八木に移動する。
途中住吉神社前あたりに多数の船が止まっていたがマイポイントに決定する。

 マイポイントで28cmあたりのカレイ3枚追加し納竿とする。



 まずまずか??





20年3月15日

2008-03-16 | 20年前半
 小倉さまと出港です。
6時頃お迎えをお願いする。
日の出もかなり早くなりもう明るい。

 マムシ4000円購入だ。これで魚の棚に行けばそこそこのお買い物ができるのに。
今日もアブラメ、カレイ狙いで西八木の3ポイントをめざします。

 ポイントに近づきますと、何やら異様な雰囲気です。
なんですか~~~???
海苔養殖の漁師さん達が総出で、海苔の刈り取り、海苔の網を上げています。
どうやら明石海峡の衝突事故で油流出のあおりで早急に刈り取りをされている
のか???
釣りをしていても、油は全く流れていないようですが??

 そんなの関係ね~そんなの関係ね~~と言うても
海苔棚の中に入れる雰囲気ではありません。

 マイポイントは諦め江井ケ島の2km沖ぐらいか磯のあるポイントを目指す。
磯はあるが航路になっているので、安心して釣りができないので、海苔だなの
中に入り、海底調査をしながら、海底の変化がある場所に固定し、各自3本づつ
竿を出す。

 でも磯ではありませんので、一向にあたりは出ません。
双眼鏡でマイポイントを覗きますが、まだ海苔漁師の船がおりまっせ。

 しばし芋焼酎のお湯割りを頂きながら、時間待ちです。
待つこと2時間ちょっと作業の船が減ったようだ。

 岸に戻り様子を見る。近くにアンカーを入れ近くの磯に固定する。
徐々に海苔の船が作業を終え、港に帰ってマイポイントが空く。

 海苔の収穫が終わり、海苔網も撤去したブイに船を止めさせてもらい
いざ勝負だが、漁師が来た。
なんだ~~。釣ったらあかんのか~???

 漁師が何か、わめいている。
良く聞くと報道陣が来ており、あまりうろうろせんとってくれ。
何のこっちゃ???

 漁師さん達も大変で、今年は海苔の色落ちがあり、兵庫県の海苔が大打撃を受けている。

 私達も海苔だなのブイに船を止めさせてもらっていますので
地元の漁師さん達が、生計を立てて行けるように心よりお祈り申しあげます。

 釣りの方は全く不発で、34cmポン1匹、23cmアブラメ2匹の貧果でした。







20年3月8日

2008-03-09 | 20年前半
 ちょっと春の陽気に誘われて出港です。
メンバーは朝の弱い先生、スゲ~~君こと北島サブちゃん似のサルくんです。

 6時半過ぎ家まで迎えに来て頂き、7時前に係留場所に到着する。
快晴の好天気のおかげで、桟橋が霜で真っ白に凍っている。

 船も凍っているので、海水を流し霜を溶かしてから、乗船です。
7時過ぎ今日のポイント、西八木の3枚目で磯を探し海苔棚のブイに
船を固定させてもらう。

 磯がやや遠目にあるので、磯際に1本、磯の中に1本投げ込み
寒いので、船頭さっそく物置に入り、芋焼酎の湯割りの準備です。

 ふと外を見ると、磯際に投げ込んでいた細い竿がお辞儀をしています。

朝の弱い先生が、グィ~~と大合わせ、掛かっている模様です。
今日のゲストのサブ君が後を継いで、感触を楽しんでいる。

 水面下にぼちぼち見え出し、すげ~~ポンである。
ゆっくりタモに収まり、幸先よく実測38cmのアブラメゲットです。



 幸先は良かったが後が続かず全くあたりが出ません。
ポイントを移動し、今度はサブ君自力で
アブラメ28cmをゲットした。

潮変わりで下げ出し、チャンスかと思ったが今日は魚が動きません。
潮が段々速くなり、もう釣りになりません。
こうなれば、思いきり岸寄りの、ウエダ~ポイントに移動し磯アンカーで
船を固定する。
ここは潮がやや緩く流れている。
マイポイントで朝よわ先生、28cmのアブラメゲット。
サブ君20cmのクジメゲットしただけだった。


夕方まで昼寝付でよく頑張りました。